世界の祝福と共に僕らは出会い続けるまだ見ぬ故郷へ還り続ける。――何度でも。お待たせ(?)しておりました、
『ファフナー』感想です。
ホントは日曜あたりに仕上げたかったけど、年末の用事とか色々ありまして。
僕なりにどういう解釈(整理)をしようか迷ってしまった。
そういう感情を抱かせた時点でえらい魅力を持った作品だと実感したわけですが、
だからこそ、
モヤモヤする出来だったのは言わざるを得ません。
まず初めに主張していたことは、
終わり方そのものは悪くなかったということ。
苦味を残しつつ対話を未来に託すのは実に本作らしいですし、
まさか島が沈むとは驚きを隠せずも、同時に
旅立ち(EXODUS)の意味を納得できた。
故に、惜しかったのはそこに至るまでの尺の使い方かな。
(これはもしかしたら今後の展開にも引っかかってくるかもですが)
25話まで蓄積されていたモノが、最後でちょっと抑えきれなくなった感じ。
良い意味でも、悪い意味でも、予想の域を出なかった。
普通以上の輝きを放っていた作品だから、普通以上の期待もしてしまったのだろう。
個人的には
続編より長尺版(ディレクターズカット)が欲しいですね。
以下、スペースが足りないのでもうちょっと語る。
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【謝罪】虚無の申し子、大暴れう゛う゛(無)にィ~ぃ・・・がえれええええええええええええええ!!!!
じゅぁまうぉするなあああああああああああああああああっ!!!!!もう元気玉どころか気円斬も繰り出してやりたい放題っすよ。
コア引っこ抜きはヘルアンドヘブン?ベイクラント(?)も遠目に見て『ガガガ』っぽいよね。
僕らがショボいショボい煽るモンだから、ここぞとばかりに
本気みせてくれました。
ホントすいませんでした。反省してます。ついでにゼロファフ君にも謝りたい。
とはいえいくらなんでも
テンション高すぎて笑ってしまったわw
ミツヒロに対しても
「アイツはもう人間じゃねぇ!即刻SATSUGAIせよ!」だし。
文字通り、魂を振り絞ってる状態で、それ故の遺言ポエム(Aパート
本来なら切なさが優先してもおかしくない場面なのにこの感情は…
きっと彼が『EXODUS』で確立した新しい属性のせいなんだよなぁ。
まさかケイ素おじさんが本作随一の
癒しになると誰が予想した?
「還りな。オマエたちのいるべき“無”へ」反面、同じ人間やめた主人公はこの冷静さである。
初期と比較してまるで正反対でございます。
しかしその一騎も結局は熱血叫び路線へ。
こまけーこと抜きにすれば、
ロボットアニメとして正しき舞台が整った。
尺の問題とか劇場版とかシラネ。今はただ
青空予告を信じよう!
対極する存在たちよ さあ 土へ 未来へ 蒼穹(そら)へ 続きを読む
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「なぁ、いまならそのお守りになんて書く?」僕らはさんざ思い知ってるハズだろう?
このアニメに油断は禁物。
気を抜いたら“いなくなって”しまうって。
それに比べたらしっかりお膳立て(フラグ)して、綺麗に、安らかに逝った。
これほど救われてるパイロットもいないかもしれない。
だが、あえて言いたい。
暉、貴様のような奴は希望だ!生きなきゃいけない奴なんだ!等身大の心で、世界を知り、成長した。
ならば一番、
想いを受け取って生きていかなければならなかった。三途の川よろしく、バスに乗って旅立つシーン。
広登も、ウォルターも、できれば「まだ早い」と追い返してほしかったぜ…
…とまぁ衝撃展開だったことに変わりはないですが、
あえて広く評価すればこの24話は
少々もったいない出来ではあったかな。
映像的にもシーンが細かく切り替わるので流れがわかりづらい。
一騎復活(後述)が象徴的ですが、思ったほど危機感煽られなかったかなと。
できれば2話分の尺で観たかったというのが正直なトコロです。
あんだけ粘ったウォーカーくんもついにお役御免。
なお、バーンズはちゃっかり延命してる模様。ついでにエメリーの生命力も尋常でない模様。
……実は
溝口因子埋め込まれてるんじゃね?(笑)
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覚 悟 を 決 め た ゴ ル ゴ さ んもう純粋な戦闘力では
人類最強といって間違いないですね。
凄味を増した予告がいっそう印象に拍車をかけます。
(それを素直に喜べず、むしろ嘆きたくなるのがツラいところだけど…)
特に理由のない力が人類を襲う――!
一期さながらのパスタ地獄で赤字虐殺ショーの始まりだああああああああと思いきや、
意外(?)にも阿鼻叫喚の絵面とはならなかった今回の話。
そうはいいながら着実に犠牲者は増加してるけどね^^;
Aパート(人外会議)が穏やかすぎた反面、必要以上に構えてしまった部分はあるかもしれない。
正直、いかなフェンリルといえど
さすがに真矢退場はないだろうとそこは安心してました。
この辺はまだヒロインとしての矜持が残ってるだろうと。
ただ、躊躇なく人を屠ってしまったことで彼女は自分を許せるのか。
すべてが終わったとして、笑顔で竜宮島に帰ることができるのか、と。
将来的な不安、生き残った先の試練を考えて…気持ちが晴れないというのが素直な心境です。
(ちな
ダスティンについては「ざまぁ」というより「哀れみ」に近いかな。
なんか大物っぽい雰囲気あったけど、結局、物語にさして影響ない存在だったわけで。
情けない中村悠一、恥ずかしくないの?)
バーンズ「せやせや」傷心のヒロインを救えるのは主役しかいないんだぞ。
寝太郎はブラスレで十分です。一騎、はよ起きろ!
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【悲報】ジョナミツ、やっぱりパペットまんま
イドゥンじゃないですかやだー
とことんセルフオマージュを貫き通すつもりですね…
ザルヴァートルモデルは奪われる定期。
予告がついに真っ赤っ赤。
人類軍解体ショーの始まりや!
それだけで済めばどれほど爽快か。
早くも次回に向けてガクブルする
『蒼穹のファフナー EXODUS』 第22話の感想。
いや~ 今週はまたいつも以上に詰め込んできましたねw
動きまくりの戦闘。●のシュールすぎる復活。人間やめるフラグの一騎。
並の(ロボット)アニメならこれだけでボリューム満点といっていい内容ですが、
それらを完全に“前座”扱いしてるのが凄い。テンプレを外してないのも。
聖域(47)のくだりは「やっぱりか!」思う反面、ちょっぴりエヴァを彷彿させて。
そういや初期はよく比較されたりしてたなーと懐かしく思ったり。
BBAは真矢を後継者にしたいのでしょうか?
自分の理解者だった男の面影残す少女に対する眼差し。まるでおばあちゃんのよう。
マークレゾン強奪は彼女にとって“想定外”なのか。
畜生だけど有能。慈悲はない。人類軍に災い降って然るべし。
が、ここに至って人と人とが争いをみせる。
それで、フェストゥムとわかり合う日が来るのか。
すべてを終わらせるなんて、それこそ“神”の御業ではないのか。
事態はヘスターひとり殺したところでどうにもならないトコまで来ている。
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「空気…いのち…綺麗な空」今さら劇場版観てないヤツは相手にしねーぜ!
“来”たるべき救世“主”が、ここに復活。
最終決戦度いちじるしい
『蒼穹のファフナー EXODUS』 第21話の感想。
良く言えば映画的。悪く言えば総集編レベルの巻きっぷりを経て、
今週も
じわりじわりと絶望感を煽る怒涛の展開でした。
うん、
勝利確定BGM(「その時、蒼穹へ」)も流れて、強力な味方も現れた。
なのに全滅フラグ(漢溝口除く)加速してるっておかしいダルルォ!?
もう冲方センセイやさしいんだか鬼畜なんだかよくわかんないょ…
むしろ
「1万7千人死亡?まぁ5千人くらい生き残ったならイケるやん!」ってレベル。
意識的に敵に情報送るBBAほんとひで。
本当にフェストゥムなんじゃねぇのあいつ^^;
“パペット”って単語も、聞くだけでイヤな想像掻き立てられるしなぁ…
(さすがに箱化した彼はないだろうけど。今回の描写みるにジョナミツかグレゴリ型でしょ。
それかそういう実験体がいるか。ゴルゴだったら本格的に○す)
操さん!(全裸解放感に浸ってるとこ悪いけど)
求められるハードルは高いですよ!
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●← これ……ミカミカですせっかく
「帰ってきた甲洋マン!これで勝つる!」と歓喜したらコレだよ…
いや、勝ったは勝った。戦力強化で希望が拓けたのは間違いないんだけどね。
しかしマイナスの数値が下がったところでマイナスなんだ。
プラス世界へ“EXODUS”するには
未だ絶望的状況にあると言わざるを得ない。
Aパート終わり
「私がみんなを守らなきゃ」で嫌な予感したんだよなぁ(;´д`)
装着すると死ぬ。被ってる間は死なないが外れるとカウントダウン。
すなわち装着死と同じ。まさに
呪いのヘルメット。
肉体は消滅しても、“こころ”は残り続ける。
だからバシバシ人間やめていこう!
いや~、キツいっす(素)
命の尊さを描くことに変わりはないけど、二期はこの辺だいぶオカルティックかなぁと。
そこは好き嫌い分かれるかもしれませんね。
ナレイン「彼らには本来戦うべき相手を思い出してもらう」結構ガチで潰しにきててワロタ。
先に仕掛けてきたのは向こうだからね、しょうがないね。
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【涙】ライフセーバー甲洋、復活なんだよこの
絶対仲間見捨てないマン…
復活自体は予想できたけど、
肉体持って喋るとかビックリすぎる。
Mark Seinをバックに期待と不安を煽った結果がコレとか
ほんとスタッフはファンサービスにとことん余念がないな!もってけカムバック賞!
個人的には劇場版の復活劇のが好きだけど、これはこれで大いに興奮する展開。
というか
島サイド一気に話進んだなぁ。
『EXODUS』は丁寧にやってるわりに進むときは「えっ」ってくらい進む。
どっかで
「時間の流れが劇場版っぽい」って意見あったけど、まさにそんな感じ。
(そういうところも『HAE』を意識してる?)
あと、
カノンの「あとは頼む」発言はひょっとしたら甲洋宛てかもしれませんね。
織姫の「間に合ったよ、カノン」からの流れをみるに。
わざわざ翔子の帽子にメッセージ入れたし。そも「楽園」はもともと甲洋の家だし。
もしそうなら冲方丁の構成力や・ば・い。
好みの問題はあれど、この練り込みは長期シリーズでないと出せないですね。
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