
気をつけて。もう、始まってるかもしれない・・・・
冬の新番組第4弾「Another」第1話の感想。
映像美に定評のあるP.A.WORKS制作によるホラー&ミステリ。
富山最速という史上例を見ない深夜アニメがいま、始まる(笑)
Another←あのさぁ…と読めなくもないけど、別にホモアニメじゃないから!
とりあえずそこは安心してほしいんですよね・・・・
※原作既読ですが過度なネタバレはなるべくしない方向でいきます。ですが一応、閲覧は自己責任で

ちょっとホラー色強すぎンよ~(恐怖)
原作は超有名な「十角館の殺人」などで知られる作家・綾辻行人の同名小説。
こう見えて(?)僕はわりと綾辻作品の熱心な読者であったりします。
代表作「館シリーズ」は勿論、「囁きシリーズ」「殺人鬼シリーズ」「霧越邸殺人事件」に「眼球奇譚」などなど……一通りは網羅してる…つもりです。
ただその中でも本作「Another」は、氏の得意とする“本格ミステリ”とはやや毛色の違う作品に仕上がっていますね。
ホラー風のミステリというかミステリ風ホラーというか・・・・あるいはそれらの融合作品とみるのが正解か。
そのため「館シリーズ」のような正統派のミステリと見るよりは、どちらかというと「囁きシリーズ」
あるいはスプラッター度の低い「殺人鬼シリーズ」を観るような感覚でいたほうが楽しめるかもしれません。
なんにせよ、個人的にこのアニメには今期でもトップクラスで期待しているのは間違いないです。
・・・・と、ちょっと前置きが長くなってしまいましたが。
第1話の感想としてはおおむね原作の流れを踏襲しつつなかなか雰囲気がよく出ているなと思いました。
というか思った以上にガチホラーな空気に仕上がっていてちょっと驚きましたよw
特に音響にはかなりのこだわりを感じましたね。これは是非ヘッドフォンでの視聴をオススメします。
まだ事件らしい事件は起こってないというのに早くも心臓に悪い(褒め言葉)
さっすが水島監督!本気を出せばやっぱりすごいぜ!
その他ビジュアル面での注目といえば、クラスメイト一人ひとりにちゃんとしたキャラデザが施されてることですかね。。
漫画版に続いて優遇されてる赤沢さんは勿論、他の女子生徒も頑張ればヒロインで通用するくらい気合入ってます。
ぶっちゃけ原作じゃ主要キャラ以外はほぼ空気といってもいい扱いなのになぁ・・・・
桜木さんとかあいぽんボイスで随分萌えキャラっぷりが強調されてるのが逆に畜生の所業に思えたりw
高林くん以上に和久井くんが顔色悪すぎでワロタ
公式の座席表、コレなかなかいいゾ~

さすがP.A.WORKSってことで背景はかなり綺麗な仕上がりです。
ただこれだけリアル感あるとやはり人物作画の方も大人びたデザインの方が良かったなぁ・・・と個人的には思いますが。
個人的に のいぢ絵 にはあまり魅力を感じないので、余計に。
でもまぁ多数の人が観るアニメではデフォルメ体の方がウケやすいしこれは仕方ないかな。
そこはP.A.作画スタッフのブラッシュアップ能力に期待だ。関口可奈味ウェルカムウェルカム~

「じゃあね。サ カ キ バ ラ くん」
このネタって結構ギリギリかと思ったけど、放送コード的には問題ないのか
声優陣についてはそれほど違和感なく聴けたかなー
恒一が上条さんとか全然イメージ違う気もしたけど実際はそんなに悪くなかったし。
鳴の人も若干幼い感じもするが決して悪くはないと思う。
それよかこの作品の場合、ビジュアル化はともかく“音声化”そのものがネタバレになる部分があるわけですが
そこは大丈夫なんですかね・・・・?(ちなみに漫画版は漫画ならではの“お約束”を見事逆手にとってる
まぁ僕からみても1話では違和感は何もありませんでしたし、どう演出してくるかはかなり見ものではある。
原作からシナリオを変えてくるってことで表現もそれなりに変わってくるとは思いますが、
とはいえ、せっかくの好きな作家さんの作品のアニメ化ですしね。良い作品になることを願っています。
とりあえず氏の奥さん(小野不由美)が原作の「屍鬼」くらいの出来なら特に文句はないかなぁw
尺もむしろ1クールあれば足りるどころか余りそうな話ですし、アニメならではの補完に期待。
実写は場面カットだけでもう諦めたレベルだからさ~頼むよ~(切実)

OPとEDはこれといって可もなく不可もなくかな
アリプロはさぁ、たしかに原作者と繋がりあるから起用自体は納得なんだけどね・・・・・
フツーに暗い一辺倒の楽曲でよかったのになぜ水島監督は激しさを求めたのだろうか。
まぁアバンもそうでしたが、カットがパッパと切り替わる様子は
まるで「xxxHOLiC」のOPを連想させるような気持ちよさがあって良かったですけどね。
全文書き直しは虚しいと同時に非常に疲れる作業とあらためて痛感しました。FC2絶許

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