
「後には引かれへん。ここはビシッと決めたるしかないわ!」
そうです、これを待っていたぁー!(無常矜持の声で
守りたい、この笑顔。全俺が熱望した“サニキ回”こと、日野あかねメイン回到来の「スマイルプリキュア!」第10話の感想。
この素晴らしき回の作監に山岡さんを持ってくるスタッフは人間の鑑。
特に右の画像見てみ?天使の笑顔やろ?これ間違いなく優勝画像ですわ。

あ か ね し か み え な い (選ばれし者の悟り)
映画宣伝OPもとうとう終わりを迎えた・・・・これで本編の感想に集中できる!
ってことで冒頭に書いた通り、待望のあかねメイン回の感想。早速アツく綴っていこうと思います。
ちなみに今週の「不定期(誰得ともいう)コーナー ~Vやねん!キュアサニキ!」はお休みです。
なぜかって?今週の物語全てがサニキのためにあるからさ!(力説)
お話としてはギックリ腰で動けなくなった父親に代わり、あかねが店を切り盛りするという、いたってオーソドックスなシナリオ。
ですがそれ故に何の気兼ねもなくあかねの動向に注視できるという、まぁ我ながら都合の良い解釈ができる展開ではありました(笑)
秘伝の隠し味ィ?どうせ足りないのは愛情とかそういうオチだろ?と思ったらまんまその通りだった。
ベッタベタ。冷めたお好み焼きのようにベッタベタなシナリオ。…だが、それがいい!
日野家の面々のキャスティングを近畿地方出身の方々で纏めてきたのも細かったですね。
なんか最近のプリキュアはママンがやたら美人なキャラデザが多かったので
あかね母の普通のおばちゃんっぽいデザインが逆に新鮮な気が。やっぱ大阪の明るいおばちゃんをイメージしたのかな?
夜の店内での会話はあったかくて良かったなぁ。そこはかとなくNHK連続ドラマの雰囲気が漂ってたけどw
前回の氷上さんといい今回の雪野さんといい、母親役は謎の引継ぎ制があるのか・・・・
あぁそれにしても、このどのカットを切り取ってもサニキがいるという喜び・幸せ…
これは「スイプリ」感想時のなまため作監のHIBIKI祭りに通じるものがありますね。
画像を見ても明らかな通り、今回はホントに細かい所でのあかねの表情がかわいらしくて良い。
キャラクターの魅力ってこういうところで伝わってくるんだなぁ…としみじみ感じました。
家庭的な一面、意地っ張り、笑顔が最高の三大要素に加え、姉キャラまで備えているとか・・・・
おぅげんき、ちょっとそのポジション変われや(唐突な脅し)
「Fate/Zero」14話の興奮冷めやらぬなか、朝にはこんな神回に巡り会えて・・・・ぼかぁ(ボウカー)幸せだなあ。

アイキャッチがまさかの(アカン)ベーにw
ピースのジャンケンとか代表的ですが、この作品はこうした細かい変化を絶妙なタイミングで加えてくれるのが嬉しいですよね。
ちょうど飽きが来たときにスッと入れ替わる…まさに痒い所に手が届く仕様といいますか。
作り手が視聴者を楽しませようと配慮してくれる作品は、それだけで好印象を与えてくれます。

「えっ?ほんま?おおきに!あっ おおきにちゃうわ!」
さらに特筆すべきは今回は戦闘シーンにも(珍しく)気合が入っていたことです。
動きもキレがあって良かったけど、なによりアイデアが良い!
マーチの機転を始め、ビューティとの火と水のコンビネーションは素晴らしかったですね。
そう、例え動きが乏しくてもこういう連携があればアクションの醍醐味はグッと広がる。
アッパーカットは映画のボディブローの延長としてみると、より魅力的に映ったなぁ。
2時間前に放送していた「星矢」と属性が被っている点も注目(笑)
はぁ…しかし、サニキのこの目まぐるしいまでのカッコよさと可愛さはなんだろう。
画像↑2枚の表情なんかホント対照的ですよね。ノリツッコミ最高やねん!
「そうか…そうか…!そうかァー!」のシーンとか思わず一緒に「うおおおおおお!」と叫びたくなるようなテンション。
カラダ全体を使って感情を表現するのも観ていて気持ちが良いよなぁ。
あと繰り返しになりますが、やっぱり笑顔。笑顔ですよね。
あのニコッってよりニヒッって感じがちょっとえりかを彷彿させて堪らんわ。

「腹ンなかに入ったら全部一緒じゃねえか。だいたいコレ、失敗作なんだろ?」
と、一見ぐう畜台詞を披露するウルフさんでしたが
そこはそれ、結局は「やさしい三幹部」のイメージに相応しい役回りを演じてくれましたw
うわぁ…なにこのコロンビアポーズ…言い逃れ不可能なほど“スマイル”じゃないですかたまげたなぁ。
悪役のフリしてヒントを与えてくれるウルフさんはオオカミの鑑。
エナジー集めが完全に食事をするための手段になってたり、やたらとカートゥーンチックなギャグ顔を披露したり
キャラ崩壊もいいとこ…ってか順調に西さんみたいになってるぞ、コレw
これでレシピを覚えて自分で作り出したりしたら完ペキだね(ニッコリ
というわけで、予定より若干遅めの更新にはなってしまいましたが
満足度という点では個人的に早くもシリーズ三本の指に入るレベルの出来だったと思います。
今週はどうしてもあかね寄りの感想になってしまったけど、ウルフルンの活躍はじめ
他のプリキュアたちにもそれぞれ見せ場があってほとんど文句のないお話。
アクション作画が向上したのはやっぱり映画が終わって人員に余裕ができたためかな?
いずれにせよ、今後どのようにスケールアップしてくるか。この調子で次回のマーチ回にも期待したいところです。
なまため作画が織り成すロリ緑川さんの活躍、みとけよみとけよ~
なんか虫の描写が無駄にクオリティ高そうでワロタ
◆オマケ

結局、書くと言っておきながら現在に至るまでタイミングを逃す有様となってしまったので
3月17日深夜に行われた聖地:大泉でのプリキュアNS最速上映の写真をここにアゲておきます。
画像を見ても分かるとおり、キュアドールや妖精たちのヌイグルミの展示、
さらには今回の映画の脚本や絵コンテなど設定資料も多く並べられていて大変見応えがありました。
壁には歴代DXシリーズのポスターも貼られていて、スマイル勢の声優さんによる直筆のサインもありましたね。
まだまだ寒い日、真夜中の上映にも関わらず場内はそれはもう“熱狂的”なイベントでした。
また機会があれば参加してみたいですね。

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