
万歳・田中裕太の手腕
何かと不遇(ネタにされがち)な青い子サイドを救う希望の光。
「コイツいつも悩んでんな」?バカヤロウ!悩むことは生きること。そして、生きることは戦いだ!
久々の名乗り口上に酔いしれる「ドキドキ!プリキュア」第26話の感想。
う~む、“感無量”…といってはちと大袈裟かもしれないけど今週は素晴らしかった。
当方、基本的に立花推しってこと差し引いても。久々に2回観直しちゃいましたよ( ´∀`)
とりあえず、ここんとこの個人パワーアップ回の中では一番好きですね。
お話自体はわりとベタな感じなのですが、王道を王道たらしめる田中演出の輝きっぷりが凄い。
特に前半の海岸のシーンとかね。砂浜を裸足で歩き、海風で乱れた髪をはらう…さりげなくも何か“ドキドキ”する。
それでいて百人一首など、これまでの“足跡”を忘れないキメ細やかな配慮。…イイです!
(おっと、もちろん米村先生も良い仕事してくれましたよ?
實松だってバットに当たればスラガガーの片鱗を見せつけるように、米村先生だって当たるとデカい。
雷関連はまんまと意表突かれましたね。記憶喪失の原因がアレってことは、てっきり戻るのもそれかと思ったのに…w)
放送前のいろいろな不安を一気にかき消してくれた気がするなぁ。
(実はこれ例のブライアン回でも書いたかもしれないけど)むしろこれからはもっと男女の絡みを増やしていいと思う。
やれば大概みんな受け入れるだろうし、第一そっちの方が面白いよ。
しかしなぜエンドカードがハートだったのか…

イーラくん!僕と交代しよう!
上でマジメぶった御託を並べつつも、「クソッ羨ましい…爆発しろ!」の怨嗟の声を浴びせたことは否定できない前半部(笑)
でも最終的にはやっぱり後半部のやり取りの方が圧倒的に印象に残るんだよな。
なんだろうね、あのふたりの距離感…実に良い意味でカラッとしてるというか。
引き止めることよりも単純に記憶が戻ったことに安堵する立花と、それを訝しく思いながらも偶然を装って助けるイーラ。
外面的な感情よりも、お互い、内に秘めた熱さがビシビシと伝わってくる。
そう、例えるなら、松井引退式においてのイチローの行動に近いかな。
「きっとこれが 私の素直な気持ちなんだと思う」
キュアダイヤモンドは…いや、このふたりはカッコいい。
もしかしたら子どもにはやや難しい内容だったかもしれないけど、あらためて満足性の高い出来だと思った。
最後、イーラが物言わず包帯を解くのも良いですよね^~ 次にふたりが出会ったときの反応が待ち遠しいというか。
田中真弓のフツーの少年ボイス久々に聴いたがコレがまたイケメン度を上げてるんだ(笑)

ダ「(アレは焚き付けるための演技だったのね…)ありがとう、エース」
エ「(え?わりと本気だったんだけど…)なんのことかしら?)
隅田川花火大会中止戦犯キュアエース。
ぶっちゃけ結果論だなんて大松みたいなこと言ってはいけない。
前回の繰り返しで恐縮ですが、やっぱりこのキャラクターは脚本の匙加減でだいぶ役回りに差が出るな。
まぁそろそろ彼女自身のメイン回がやってくるみたいなので、ある意味“本番”はそれからでしょう。

今回の隠れMVPともいえるラケル。
喜怒哀楽どのリアクションも愛くるしすぎて実にキュンキュンしたw
なるほど、これがケモナーの心ってやつか…
“妖精のかわいさ”って点では歴代トップクラスですね、ドキは。
◆おまけ

あっ…(雷鳴)
余談ですが、きのう地元のゲーセンでダイヤさんのプライズ(フィギュア)獲ったんですよ。
いつもなら数百円様子を見てすぐ諦めるのですが、こういう放送があったせいかついムキになってしまいましたね(苦笑
え?最終的にいくら投資したかって?
…俺は財布の中身はみない主義だぜ(キリッ

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テーマ:ドキドキ!プリキュア - ジャンル:アニメ・コミック