
ちょっと濃厚すぎやしませんかね…?
「大胆な告白は女の子の特権」とは言うものの、
ここまで直球勝負を挑まれると観てるこっちが困惑してしまう。
これ、もしかして超えちゃいけないラインを超えてしまったのではあーりませんか?
胸のキュンキュン通り越し、顔のニヤニヤ止まらない「ドキドキ!プリキュア」第44話の感想。
いや~_(^^;)ゞ凄かった。
視聴直後はもうその一言でしか出ないくらい、今回はとにかく“濃い”内容でした。
自分の予想していた「クリスマスを起点に物語が一気に動く展開」とはちょっと形は違ったけれど、
やはり流石は終盤のキャラデザ作監担当会ですね。何も起こらない方がおかしいの予感に偽りなし。
ただ一方で、面白かったけど正直な話、僕はたぶん今回の演出を全面的に肯定することはできない気もします。
(↑で「顔のニヤニヤ止まらない」とか書いといて何なんですが)
むしろスタッフさん、ちょっと危ういなって気持ちすら抱いてるといっていい。
当たり前ですが、このアニメ(シリーズ)は深夜アニメではありません。
(キホン)小さな女の子の視聴を念頭とする健全なる朝アニメのはずです。
なかでも「プリキュア」とは同性間の熱い友情が一つのテーマだったのでは?
昔と比べて現在はいろいろ制約に縛られてるとはいえ、これは少し“やりすぎ”に見られても仕方ないというか
バランスを履き違えてしまいつつある気がしないでもないですよ。
制作陣が一新されて「今までと違うことをやろう」って意気込みは大変素晴らしいのですが、それで穿った方向に突き抜けすぎてもダメ。
それじゃあたぶん、プリキュアがプリキュアである必要は本格的に無くなると思う。
「スマプリ」でも指摘したけど、大友が絶賛しすぎる出来ってのもかえって危険なのかもしれない。
それはある意味で、作ってる側の目線も子ども向けから離れてきているといえるから。
面白さの中に透けて見える、先に対する微かな不安。
年々少しづつ積もるそれが、本当に杞憂であればいいんですけどね…
(以下、いつも通りアタマの悪い感想に戻ります)

離れていても、離れはしない
ダ「わたしたち、マナと紡いだ愛でつながっているもの」
「レジーナ。あなたも、マナのことが好きなんでしょ」
レ「ち…違うもん。あたしは別に…」
ダ「好きなのよ!いいかげん、正直に認めなさい!」
レ「…ッ!うるさいわね!そうよ!好きよ! あたしだってマナが好き!悪い!?」
ハ「ほんとぉ?(マジキチスマイル」
え、なーにこれ…なーにこれはー
かつて公式でここまで面と向かって仲間に愛の告白をしたプリキュアがいただろうか(^^;)
スピーチはスピーチでもこっち方面のスピーチかよ!
キングオブ生徒会長って称号になんか違う意味が加わってるなぁ…
メンバーの中でも「想ってる」の言葉に温度差があるって、はっきりわかんだね。
「ねぇ ねぇ ねぇ ねぇ ねぇ レジーナってば ねぇ ねぇ!」
は、ハートさん…話が余計ややこしくなるからちょっと黙ってましょうね?

思いっきり目がマジじゃないですかーやだー
しかもコレ幻聴に対する応答だからね。いわゆる特有のアレってやつだぜ。
マジもんの感情ですよ、こいつぁ(戦慄)
このシーンの何がヤバいって数分前はちゃんと将来のこと考えて距離を置く仕草みせてるのに
いざ離れたら離れたで速効クレイジーでサイコな世界に突入しちゃうことですよ(苦笑
「私がいなくて寂しくないのかい?」とか、あの辺のやり取りすっごい良かったのに…
その後のUFOキャッチャーの下りとかもはや怖い、怖いよ!
民衆よ、よぉく見ろ。怪奇クリスマスツリーよりよっぽど怖すぎィ!な存在が近くにいるぞ!
あとオムライスおにぎりよりももまんだろ!ってツッコミと、
可愛い女の子ふたりに挟まれてウハウハな十条副会長は爆発しろって思いました。まるっ!

あっ、お前は!……誰だっけ?
リアルに半年ぶりくらいの登場だけにガチで忘れてる視聴者もいると思うんですが…
またさらに胡散臭さに磨きをかけて帰ってきやがって。
どうもエターナルゴールデンクラウンを持ってきたとかそれなりに仕事してたみたいだけど、
実際本物みてみないと全てが疑わしいからなぁ。評価は次回まで保留だね。
◆おまけ ~今週のまこぴー~

これこそホントの“ぽこぴー”ってね(笑)
今週見せ場はコレだけに等しいけど、何気に本作で等身大の成長を見せつけてくれてるのは彼女かもしれない。
紫色のランドセルが売れる理由も納得。やまナ!今まで散々な扱いでゴメンよ。

壊 れ た 扇 子
で、このセンスある商品はいつ発売?
コミケで先行販売あるかな?

にほんブログ村 ←押していただけると、それはとっても嬉しいなって
テーマ:ドキドキ!プリキュア - ジャンル:アニメ・コミック