
「好きだから。あたし、レジーナが好きだから」
――それだけじゃ、ダメかなぁ? キンジコ「ダメです」
先生!この「それが愛だよ」の流れ、前期の東映深夜アニメで観たよ!
って思いつつ、いよいよ最後の戦いの火蓋が切って落とされました。
前回のレジーナの決断に感動した身としてはちょっと改心するのがアッサリだったかな…?
というか田中演出の熱いバトルを期待してたのにあんまり動かなかったな…って気持ちも否定できませんが、
でも、終始一貫したキュアハートの態度に表れてる通り、この作品はキモはそこじゃあないんですよね。
愛が、博愛の精神が、すべてを包み込むテーマなんですよね。そこを間違えないよう、最後まで慎重に突き進んでいる。
個人的には前回の興奮(感動)は超えられかったけど、何かしみじみするお話でした。
昭和の特撮みたいな演出もそう(ホントにクローバータワー倒壊した!w
これまでのゲストキャラが総登場するサービス精神もそう。
まさしく「これまでの総決算」と呼ぶべき内容に仕上がった。
1年観ていて良かったなぁと思える瞬間は、きっとここにある。
「それってある意味、究極のジコチューじゃない?」
やはり「自己中と愛は表裏一体」。作品の本質。
残り2話。ここまできたら最後まで駆け抜けていってほしいと思います。
ハッピーエンド前に絶望しかけるプリキュアがいなくてもいいよ。
というかハートさんメンタル強すぎてマジで変身解除のヴィジョンが思い浮かばないよ(笑)
トランプ王国と人間界(大貝町)、どうして差がついたのか…慢心、環境の違い?
いや、それも違う。プリキュアでも、キュアハート(相田マナ)みたいな存在がいたかどうか。
それこそが確かに、最大の違いだっのかな…

「プリキュアを倒すのは、このオレだ」
「ダイヤモンドは傷つかないのよ」
トリビア松「金槌で叩き壊せるぞ」
なんだかんだで今回イチバン気に入ってるシーンはここかな。
ふたりともやり取りに落ち着きがあるのが良いですよね。
イーラとか(レジーナへの態度みても)たぶんもう内心では分かってるんだと思う。
でも、今さら引くわけにはいかない。彼にだってプライドがあるから。
そして、ダイヤモンドもそれを承知してるから、あえて余計な説得はしない。
この距離感はすごく良いと思うんだよな。
むしろこういう冷静飄々な対応こそが、菱川六花の魅力だと思うんだよな。
ロゼッタの「カッチカチ→ガッチガチ」とか、ソードの台詞↓
「わたしが切るのはあなたじゃない…
断ち切るのは弱さ!切り開くは未来!心を貫く勇気の刃!それがわたし。
王女様から貰った名前、キュアソードよ!」
とか、やっぱ今回はそれぞれのキャラに魅力が出ていましたよ。
(おかげで若干テンポが悪くなってたけどね)
惜しい作品なんです、いろいろと。

「好きな誰かを独り占めするよりも、
好きな人が好きな人を自分も好きになって。
そうやって人の輪が広がっていくほうが、なんか…イイじゃない?」
と思ったらなんか急に悟りを開きはじめたー!?
敗北宣言とかいう以前にコレ絶対中学生の台詞じゃないね(^^;
こいつマジか…限りなく“ホンモノ”ってやつだぜ(SPW)
「愛など要らぬぅぅぅぅぅぅぅ」とか、
どっかの聖帝みたいな呻き声あげてるキングホウチューさん(同性愛に走る娘を諌める親の鑑)も、
さすがに次回はもうちょっとマトモに戦う姿勢みせてくれるでしょうし…
そうなると派手なバトルは来週にこそ期待していいのかな?
アイちゃん含め、妖精が出番完全スルーなのもやっぱ寂しいですし、其の辺のフォローもお願いしたいですね。

エースの顔www
これは懐かしの激ケバ説教おばさんですわ…
そういや気を抜いた途端、また岡田が存在抹消されてましたね。
タワーと運命を共にしたのかな? もうういぞ、別に無理して出てこなくて(労い)

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テーマ:ドキドキ!プリキュア - ジャンル:アニメ・コミック