
世界が変わる。ドキプリが変える
この世界つなぐもの、やっぱりそれは“愛”だった―――
“カオス度”という点では歴代でもトップの最終回だったのではないでしょうか(笑)
まさか最後の最後、勢いで国家公認プリキュアが誕生してしまうとは…
これもう完全にヒロイン枠とび越えてヒーロー物のそれじゃあないか。
なんという、やりたい放題。自由すぎてかえって気持ちが追いつかなかったよ(^-^;
内容についてgdgdと語っていく前に。
まず軽く総括めいたことを書くとすれば…あぁ、とにかく不思議な作品だったかなと。
こんなに一年が早く過ぎたプリキュアもないし、こんなに一年じっくり考えたプリキュアもない。
良い部分を挙げれば悪い部分も浮き彫りになり、悪い部分を挙げればそれが良い部分にもつながっていく。
ある意味で、すごくモヤモヤした一年間でしたね。
いったいこの作品は歴代シリーズでもどのような立ち位置になるのか…正直、現段階では答えを出せません。
ただ、せっかくの新体制。これまでと新しいモノをみたい。
放送前に願ったコト。それはある程度、表現してくれたと思っています。
“全員優等生”っていうか、みんなデキる子みたいなコンセプトは本当に新しかった。
新しかったし、期待した。でもそれ以上に、難しかった。
アクションに関しては元々それに重きを置いた作品でないということで納得しています。
しかし欲をいえば、もう少し最終回らしい動きのある画を観たかったかも。
(原画が4人と少ないのは通常は良い事なんだろうけど…今回は必ずしもそうと言い切れない部分もあるのが心残り)
バンクもしっかりフルで見せてほしかった。
とまれ以下、ひさびさに長い感想っすよ。
たぶん「スイプリ」級ですよ。覚悟はいいかい?(主に自分に言い聞かせてる

【悲報】やまじ、本当にアバンで終了
消化試合っていうか始まる以前の問題じゃないですかやだー
さすがに1分すら保たないとか逆の意味で予想を超えたぞw うっそだろお前www
なんか後日談でネズミになっててさらに笑いを誘うわけですが、
後述のキュアハート同様、このオッサンも最初から最後までブレないヤツでしたねぇ(^^;
(ていうか結局、ジコチュートリオって何者だったんだろか?
洗脳された人間説を唱えようにも、プロトジコチューはまるで関心示しませんでしたし…)

パルテノンモード。それは、ビッグバンにも匹敵するプリキュア
やっぱりコレ「聖闘士星矢」じゃないですか東映さん?
キュアハートってばセブンセンシズとっくに超えてオメガも超越してませんか東映さん?
てかパルテノンモードって名前だけでも凄いな。
なに?ローマのパラティヌスの丘にあるアレ?(それはパンテオン
もうここから完全にハート(マナ)さんの時間ですねw
ここからはパルテノンハートの独壇場っすよ!
なんかAパート終了間際めずらしくピンチだったけど、気のせいだったみたい。
CM間休んだだけで自力で何事も復活するとかパネェ…
あぁ、でもこの戦闘(と呼んでいいのかどうか)はとても良かったです。
大気圏まで蹴り上げる際の綺麗なおみ足も最高だけど、ラストのビッグバンかかと落としがね。
なんだかんだ肉体言語を忘れてないのが嬉しかった。
「誰もいない世界では自己中でいられなくなる」なんて、素晴らしき発想の転換。
と同時に、この手の台詞をプリキュアが言うのは実に新鮮な気がした。
基本的にプリキュアって正論に感情論で返すのが多いから余計に(笑)
(てかこの二人の会話、なんか既視感あるやり取りだと思ったら
『ガッチャマン クラウズ』のカッツェとはじめちゃんの関係に似ているんですね。
アレも「悪意が存在するからそれ以上の善意が生まれる(故に付き合っていくしかない)」というメッセージを含んでいるから) )
…まぁそれ置いといても、プロトジコチューがラスボスとして弱すぎなのは否定できないけどなー
結局これベールさんが即退場しても消化試合に変わりないやん。むしろ天王山はあったのかっていう。
でも…

さすがにこれはシュールすぎて卑怯だろwww
なんだこれかわいい
消滅時の画といい、本当に演出の一貫性は凄いんだよなぁ…

無茶しやがって…
これもね、正直泣く以前に笑いが起きてしまったので勘弁してほしい(^_^;)
でも、「王女様がもとの姿に戻ることは無い」
46話でまこぴーが語った通り、誰もが予想した“合体して復活”をさせなかったのは英断だと思います。
何かを得るために何かを犠牲にするのはプリキュア的ではないかもしれないけど、
あまりご都合主義に走られても、かえって子どもたちへの教育にはならないでしょう。
『仮面ライダーウィザード』でもそこは最後まで徹底してましたが、やはり死んでしまった人間は生き返りません。
悲しい話だけど、もしかしたらアン王女は最初から母親と同じ“美人薄命”の運命だったのかもしれませんね。
(しかし、アイちゃんはホント歴代妖精の中でも存在感薄いまま終わってしまったなぁ。
“未来の象徴”だからあえて目立たせなかったかもしれないとはいえ、サプライズがちょっと語彙が増えたくらいしかない(´Д`;)

制服ありす&制服レジーナキタ━━(゚∀゚)━━!!!!
急ぎ足エピローグのなかで、やはり目がいってしまったのがココ
ていうかレジーナってマナたちと同年代だったのかよ! てっきり亜久里と同じ小学生かと。
世界観の拡大(プリキュア国家公認)は最初はたしかに面食らいましたが、
いま冷静に考えてみると逆に「腑に落ちる」ような気もしますね(次回作への引き継ぎ的な意味で
さっそく四つ葉財閥が侵略の手を拡げてるのはワロタけどw
いつも元通りになる世界が最後に戻らなくなるのも、スパイス効いた展開だった。
え? 岡 田 大 統 領 爆 誕?
…まぁ、彼の立場からしたら結構バッドエンドだから良い思いさせてあげるのは多少はね?
基本おいしい役回りだったとはいえ、婚約者消滅エンドはキツいよなぁ…それは王様も同じだけど。
(てか王様って引退できるものなのか?一応、国を崩壊に追い込んだのは事実だしぶっちゃけ体よく追放されただけかと(ry
ステージ開幕間際の、まこぴーとマナの会話は良かった。
しんみりとした気持ちになるなら、多分あそこがハイライトだったと思う。
長くなりましたが、以上が最終回に対する主な感想です。
結局、この作品は「相田マナという主人公を受け入れられるかどうか」
その度合いによって、だいぶ評価が分かれそうな印象を受けました。
彼女を好きな人はとことんハマれるであろう一方、振り幅が大きすぎてついていけない人もいるでしょう。
自分としては、ちょっと後者寄りになってしまったかな。
『スイートプリキュア』の響が後半シリアス展開を迎えるにあたり急に達観し始めたコトがあったけど、
あのとき感じた戸惑いに近いモノがある。なんでもかんでもマナ(とレジーナの絡み)中心に回りすぎた感じ。
ある意味(僕のなか)で、ふたつの作品は対極の位置にあると思われます。
単純に、キャラに思い入れがあるかどうかの違いでしかないけどね。
個人的には、感情移入できる、成長を応援したく思えるプリキュアはまこぴーだった。
とはいえ(冒頭で挙げた通り)、プリキュアシリーズももう10周年。
これだけやってれば当然、ネタは枯渇していくわけですよ。
そのなかで年々苦心しながら物語を編み出していくスタッフさんは本当に凄いと思います。
これはある意味「プリキュア」というシリーズだけに与えられた特権ともいえますからね(苦笑
心底から訴えるモノのない作品なら感想なんて書かないし、そもそも視聴しません。
寂寥感に囚われず、笑って翌週を迎えられるプリキュアがあってもいい。
制作スタッフはもちろん、閲覧し、TBやコメントでもお世話になった方々へ。
お疲れさまでしたm(_ _)m そして1年間、ありがとうございました。

みんなに幸せお届けデリバリー!
は?(威圧)って言っちゃあいけないよ。
ガラリと変わる雰囲気に戸惑ってしまうのは、最初の頃はよくある事だよ。
といっても自分の中ではとっくに切り替えは完了してますよ。
むしろ早く日曜になれってくらい、めちゃくちゃ楽しみなくらいですよ。
(ハピネスチャージに)切り替えていく。
10周年お祝い映像もあるし、春の映画情報も続々公開されている。
(まさか悟空が敵になるとは…ゴーリキプリキュア?そんなのどうでもいいから…)
プリキュアにシーズンオフはない(至言)
喜ぶべきか、悩むべきか…でもきっと今週も8時半にはテレビの前に座っているんだろう(^_^;)

描き下ろしエンドカードもすっかり定番と化したなぁ。
高橋さん!いまからでも遅くないから「Ω」に戻ってきてくれませんか!(切実)

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テーマ:ドキドキ!プリキュア - ジャンル:アニメ・コミック