
「じゃ、また会えたら会いましょう」
ついに・・・ついにゆりっぺさんがメインに躍り出た「AB」第11話の感想。
謎の影の出現、大きく変わる世界――

「次は誰にすっかなー」
初っ端から衝撃走る。
なにさらっと怖いこと言ってんのこの人ぉー!?
前々から思ってたけどこのアニメは誰かが消滅した時のリアクションの薄さが異常。
そんな音無さんの計画に日向と直井が協力。
しかし謎の影が突然直井を襲う。
この事態を天使スキルの仕業ではないかと疑うゆりは早速奏を呼び出しますが、直井の(アホな)フォローにより難を逃れる。

いやしかし直井はほんとに良いキャラになりましたね。
今となっては6話で消えなくて良かったと思えるくらい気に入ってしまいましたw
音無の存在こそが彼の存在意義である以上、直井が最終回まで残るのは確定といっていいかもしれません。
「入ってくる・・・・ナニか入ってきます音無さぁん!!」(他意はないです)

ウイング奏・・・いや天使ちゃんゼロカスタムか・・・
僕のPC机の上にはちょうどウイングガンダムのガンプラがありまして・・・・いやでも連想せざるをえなかったですw
ビジュアル的にはまさに“天使”といった感じですが、どうみても飾りの域越えてますねコレは(゜ω゜` )

誘い乱れるカーニバル
戦闘シーン(・∀・)イイ!
TKの無駄にアクロバティックな動きを始め、個人的に野田や椎名のまともな戦闘シーンを見れて満足。
飛び降りも含めてゆりの身体能力の高さも改めてうかがえましたしね。
ここでの注目はやはり影に喰われて変貌するNPC生徒でしょうか。
もし近くにいる生徒が全員影になったらかなりマズい状況になってたのではないかと。

「やべぇぜこいつ・・・おかしくなってらぁ。元からおかしいヤツだったけどさ」
影に喰われた高松は魂を抜かれてNPC化。
消えることもできないまま永遠にこの世界にとどまり続けるなんて・・・・残酷すぎる。
何がショックってもうあの筋肉美が見れないことですよ。
くそっ、もっといなくなっても問題なさそうなヤツとかいるだろ・・・・ほら、藤巻さんとか!(ぇ

影に対する打開策が見つからないと戦線メンバーに説明するゆりは、「別の思想を持つ者」として音無に自分の考えを皆に公表しろと語る。
ゆりっぺ、全部見抜いてたのか・・・・さすがリーダー。
戦線メンバーって結構いたんだなぁと思いつつも、ここの音無の演説カットはもったいない!
ここで熱い演説+BGMの効果があればかなり感情移入ができたかもしれないだけに残念ですね。
とはいえあまりにアッサリ流しただけに後々回想シーンという形で出てきそうな可能性もあります。それに期待したい。

「その娘天使じゃないわよ?アタシたちと同じ人間よ」
ええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!?
ってまぁ視聴者からしたら大体予想できてたわけですが、えらいサラッと言ったな・・・
たしかに麻婆回で「天使は人間だ」と言ってましたが、途中から気付いててあの仕打ちはどうなの?
「かなでちゃん」とかフレンドリーに呼ぶ前にまずごめんなさいしないといけないよね。ただし「うわちゃー、ごめん」はナシなw
ところでこれ本編通りに1話の「わたしは天使なんかじゃないわ」を伏線と取っていいのだろうか・・・?(苦笑

「最期まで一緒だ。俺はおまえを置いていかない」
日向さん、サイッコーにカッコいいな・・・・
さすが準主人公と言いたいけどユイ回の直後じゃなんだか女たらしのように見えるのが残念なところ。
個人的にユイに対する恋愛感情はなくて、あくまで本命はゆりなんじゃないかなぁなんて思ってたりしますが、それにしたってやっぱりもう少し間を空けてほしかったですね。

今後の行き先をどうするか。迷い、決意する者たち。
野田がゆりっぺの写真を眺めてるカットでちょっとしんみりした気持ちになりました。
あと岩沢&ユイのギターのとことか。
竹山のブログはちょっと意味深な感じですけど、どうなんだろ。
ションボリ顔の椎名っちが妙に可愛いですが(ぁ

「またギルドかよっ!?」
プログラムを書き換えてNPCを影に変えている、いわゆる“神様気取り”のヤツがいるとにらんだゆりっぺは図書館のPCルームへ潜入。
そこにいたキング・ブラッドレイみたいな声のおっさんが黒幕なのかとヒヤリとしましたが、どうやら彼は盗まれたPCの代わりに新しいPCを設置しにきただけの様子。
そしておっさんが退却後、あらためて部屋を見てみるとそこにはギルドへの逃走経路が!?
うわー、またまた気になるところで終わったなぁ。
ミステリ的な要素も加わってますますオチが予想つかなくなってきましたね。
天使ちゃんマジ天使じゃなかった件についてですが、普通の人間だとしたら何故あんな常人離れした戦闘力を持っているかとか「Angel Player」含めてまだまだ疑問は多いですよね。それと過去についても。
まぁ天使じゃなくても俺にとっての心の天使だけどな!(キリッ
高松は本当に残念ですが、目の中の数字の描写からみて再びプログラムを書き換えれば元に戻せたりしませんかね?
意外に彼が黒幕ということになれば話は変わってきますが。
そして、「消される」という恐ろしい事態が発生するという事で、音無達の「成仏させる」という行為に正当性が生まれましたような気がします。
決断に迷う戦線の皆の様子を見て自分が(ありえないけど)こんな状態におかれたらどうするか少し考えてみたんですが、たとえいつか影に飲み込まれてしまうとしても自分の自我を保っていられるその時が来るまでは、精一杯青春を謳歌したいと思う。特に理不尽な生前をおくってきたなら尚更ね。
それは甘えかもしれないけど、できることならぬるま湯に浸っていたいというのが凡人の意見ではないのかな。
それ故にこのアニメのキャラたちには強い“人生”というものを見せてもらいたいのですけど。
さて、ここまでで一番気になるのはやはり「黒幕は誰か?」ということ。
少し絞ってみるとこんな感じでしょうか。
1、松下五段 山篭りしてから未登場。重いPCも楽々運べる。
2、竹山 PCに詳しい。ブログが意味深。
3、大山 影の第一発見者。大人しめのキャラであるが実は・・・?
4、遊佐 裏で暗躍してそうなイメージ。何気にゆりに「さん」付けで呼ばれてる。
5、チャー ギルド関連。彼が黒幕なら序盤以降いらない子扱いだったギルドの設定が生きる。
・・・とまぁ、これ以外にもいろいろ考えられるわけですね。
誰が来てもオドロキですが、まったくの新キャラが急に出てきて黒幕でしたーという展開だけはちょっと勘弁。
予告の「よく辿り着けましたね」って言ってる石田彰みたいな声のヤツ(自分にはそう聴こえました)は良い意味で釣りであってほしいですね。
今回はクライマックス前の準備回としてはかなり面白かったです。
ついにまともな出番がまわってきたゆりっぺ!
記憶取り戻してから良いとこなしの音無!
そもそもどうやったらあと2話で纏まるのか!?
気になる部分は多々ありますが、次回も大いに期待しましょう!
テーマ:Angel Beats! - ジャンル:アニメ・コミック