
「諸先輩方!光の力、おかりします!」
めちゃくちゃ熱いシーンなのに「諸先輩方」とかいう斬新なフレーズに笑みを抑えきれない。
いやぁ…もう、最高。最高の展開でしたよ。
『ジョジョ』もそうだったけど、心から「良い」と感じたモノにはそれしか言葉が出ない。
台詞含めてベッタベタでも、そのベタが重要なんだ。
なぜ自分がこの作品に魅せられたのか。すべて詰まった最終回だったと思う。
正直、始まった当初はここまでの作品になるとは考えてませんでした。
『ライダー』…というより特撮に対する飢餓。縋るというには大仰だが、ある種の“逃げ”があったのは否定しない。
その中で、文字通り、「光」を見た。
闇を抱いて光となる!闇の中にだって、光があることを知った。
“復帰作”として、これ以上無いほど素晴らしい作品でした。
スタッフの皆さま、お疲れさまでした&本当にありがとう!
2016年のクリスマスプレゼント。このタイミングだからこそ出会えた奇跡に感謝したい。




「闇は永遠じゃない。唯一永遠なもの…それは、愛だ」
この宇宙を回すもの…それは愛なんだ。暗闇の中に瞬いている、希望の光だ。
ガイさんってズルいよなぁ…こんなコッテコテの台詞がバッチリ決まるもの。
前半のハイライトにして、個人的イチオシとも呼べるシーン。
荒れ狂うジャグラーと、静かに受け止めるガイさん。好対照なふたりの演技に酔いしれる。
正直、ジャグジャグさんが『ブレードランナー』みたいな台詞披露し始めた時は素晴らしくキモかったですが、
あの狂気の内に人間臭さを感じさせるのは間違いなく青柳さんの演技の賜物です。
それはガイ(石黒)さんも同じ。ホントにすごく人間臭いんだ、このふたりって。
だからその後の展開もすんなり受け入れられたし、「何がしてぇんだ俺」とワンクッション挟んだのもナイスだと思う。
一発ブン殴った後に抱きしめるシーンは最高に熱いです。
良い意味で古い。昭和の強制仲直り。あの瞬間、彼はまさしく「闇を抱えた光」となった。
こんなんキャップじゃなくてもキュンキュンだよ~
(なお、同時進行でジェッタ&シンさんの告白大会も開催された模様。完全にホモまつり)
「おかりしまーーーーーすッ!」な颯爽シームレス変身もテンション上がったわ。
あれ10年前の俺だったら冬の有明疾走しながら真似したかもw(おもに来週あたり




「撃てェーッ!ウルトラマンオーブ!!」
アクションシーンについて。
共闘実現だけでもお釣りが来るくらいのカッコよさなのに、
それ以上の盛り上がり(ラストアタック)を用意してるのが流石というか。
冗談抜きで劇場版と遜色ないレベル。
だいたいのウルトラ戦士が予備動作でしっかり“演出”するなか、貫禄仁王立ちの(帰)マンさんかっけぇ。
ただ、やっぱり個人的にはジャグラーとの絡みに尽きるんだよなぁ(ホ並感)
ED(「二つのパワーで闘え!」)において、このカット(右上)を使う演出はニクい。
ウルトラマン(英雄)になりたかった男は、ライバルを認めることで、なりたいものになれた。
覚悟を決めた「じゃあな」には気品すら漂う。
…と見せかけて、ちゃっか離脱(生存)してるんだからね!流石としか言い様がないw


「俺の旅はまだ終わらない」
どうみても『セブン』を意識した別れの一幕。
冗談と笑いあってからの間がなんともいえないですよね…
なんだかんだはっきり正体バレしなかったのが意外といえば意外ですが、今となってはコレでよかった気もします。
オリジンサーガ…劇場版…オーブファイト……物語はまだまだ続いていきますし。
風来坊であっても孤独ではない。周りに支えられてこそのガイさんである。
「でも、きっとまた会える。だって――、地球は丸いんだもの」
慣れ親しんだオーブニカのメロディが心に滲みる。
もうこれ以上、しめっぽいことは書きません。
再び出会う、その日まで――
あばよ!クレナイ ガイ!

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