
「やめろよ、ペガ。足を掴むのは」
「何もしてないよ、ペガは」
「じゃあ、どうして足が動かなくなったんだ?」
「それはキミの意思だ」 「ボクの?」
「キミはベリアルの子ども。でも、キミはキミだ!」
今回はこの一連の流れ(台詞)に尽きます。
未熟な青年がヒーローへと変わる過程がしっかり描写されてますし、
演出(BGM)・役者の演技、どれをとっても素晴らしかった。
新キャラお姉さん(鳥羽ライハ)との同居等、様々な見所ある中、
2話にわたって“難民”と“決意”を描いたのは珍しい?
が、そのおかげで早めの展開でも決して「雑」とはならない。
本作ならではのバランスを提示する結果となりました。
乙一(安達寛高)が自身で担当したのが分かる気がしますね。
1話でエリちゃんのアイスが溶けてたのもちゃんと繋がっていたんだなと。
店長が中々ハードモードな人生なのにどまったく悲壮感ないのも
まさに「ジーッとしてても、ドーにもならねぇ!」を体現しているといえる。
重い運命の中で、前を向く勇気。今後も注目していきたい。

決めるぜ!寝っ転がり光線!!
『オーブファイト』の時も感じたけど、ホント主人公とは思えん禍々しいエフェクトw
ただ、戦闘の流れを追ってくとこの辺りもしっかり考えられた演出だから感心してしまいますね。
バリア使っても街に被害が出る→せめてビームは上に撃ってなるべく被害減らそ!の精神。
決意の叫び(「レッキングバーストォー!!」)もカッコよかったですわ。
僕は(ウルトラマンに関しては)古いタイプの人間なので、
技名叫んだり武器を使ったりするのに未だ違和感があったりするけど、
ちゃんとその作品ならではの魅力が発揮されているならそこまで否定はしません。
より力強さを増した新フォーム(次回)も楽しみです。


「これでエンドマークだ」
【悲報】ダダ、結構グロめに爆散
避難所の腐れ職員といい、地味にブラックな描写も多いですよね。
それを期待してないといえば嘘になりますが、そればかりでも困るのは正直なトコロ。
(まだ2話とはいえ)今現在は、ちょうどいい塩梅だと思います。
その中で、根本のカギを握る伏井出ケイ。
人気作家としての顔を持つ二面性・役者の表現力も素晴らしいものの、
果たして、“彼”の目的は如何なるモノであろうか。
前任が強烈すぎたのでハードル上がって大変でしょうが(笑)
是非とも、彼とは違う個性で魅了してほしいです。

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テーマ:ウルトラマンシリーズ - ジャンル:テレビ・ラジオ