
ひとつの死球が流れを変えた
あぁ、変わらないものもあるのか――
などと小説めいた独白はさておき、
畠世周。思わず、ほぅっと息を吐きたくなる投手である。
もう初回(三者三振)からワクワクもんだぁ!って感じだったけど、
やはりボールに力のある投手は観ていて楽しいですね。
その点は酷だけど、前日の谷岡とはかなりレベル差があった。
三本柱とはまた違う、チームにいないタイプってのが魅力を加速させるでしょう。
スピンの効いた直球もいいけど、福留の腰を引かせたカットも絶品。
投げるたびに成長していると思う。
ホント投手を見る目に関してはわりとまともな球団なんだけどなぁ…
その勇気とセンスが、なぜ打者には働かないのか。
未だ隔たる5割ウォールの次なる試練は広島。
完全終戦か、最後の悪あがきか。
2017シーズン(順位)を決定づけるといっても過言ではない。
覚悟と正念場の1週間が始まります。

敵ながら今回の藤浪の出来に安堵している自分がいる。
結果的には「なんだったのか」なスコアになったけど、
あの死球で崩れる前までは見事な投手戦だった。
もはやメンタル的な部分がほとんどだと思うので、自信を持ってやってほしい。
とはいえ、隙を突いた攻撃陣は見事でしたよ。
村田の「やっぱ俺かーw」みたいな表情から始まった猛攻撃(笑)
ようやく重信が代走として存在感を発揮したのはもちろん、
小林のセーフティスクイズ、脇谷のチャンス拡大安打。
采配がビシビシ当たってたね。
こういう野球を恐れず続けてほしいです。
スマートさ以前に、僕等はチャレンジャーなのだから。

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