
悔しさを“勝て”(糧)にして
悔しい試合でした。
今シーズン一番、悔しい試合でした。
でも、終盤の一喜一憂と感情が揺れ動く感覚…
先週あたりと比較すると、非常に面白みのあるゲームだったと思います。
悔しい以上に、予想したくなかったというべきですかね^^;
こんなに早く、上原が打たれる姿は観たくなかった…
まして、逆転直後の最高のシチュエーションで。
ただ、だからこそ今後の可能性を拓くとも信じたい。
きょうの試合は、まさに今季のスローガン(奮輝)を強調する試合です。
ハッキリ言って、このチームは本当に野球が下手。
プロという水準にあって、その中で野球が下手。
スコアは紙一重でも、細かいプレーの積み重ねで大きな差がある。
それは逆転する前の展開から、露骨に示されている。
開幕10試合でこういう試合がやってきたのを嘆くべきか。
開幕10試合だからこそよかったと律するべきか。
後者と思いたい。後者にしなければならない。
あらためて、悔しい試合でした。
しかしコレが、今後のジャイアンツを成長させると信じます。


負けないプロはいない。打たれないプロはいない
それでも、ショックはショックだけど…やり返せるのも「プロ」だろう。
さすがにテレビ越しにも「ボールがキてない」のは明確でした。
そこへ加えて自慢のコントロールも悉く打ち頃のゾーンに入ってしまって…
これはもう、早めの交代以外に危機回避の方法はないなと。
ただ、今回に関しては自分は首脳陣(というか由伸)を責めません。
同世代の情はもちろん、ここまでゼロで抑えてきた。
調整不足にもかかわらず、開幕から楽な場面の登板は一度もない。
それで速攻動けるようなら、もうちょっと違う評価を受けてますよ(苦笑
とはいえ、この試合。流れを切る継投はできず、攻め時で流れを止める。
結果論だが、ベンチの経験不足が響いたのも明らかです。
なんだかんだで3年目。いい加減学べよって気持ちがないわけではない。
だから、全員で受け止めてほしい。
試合後のコメントの中に、ちゃんと自分たちも入れてほしい。
打たれた当人がしっかりベンチ前に構える姿を見ましたか。
ここで終わる単なるエリートなら、彼は“雑草魂”と表現されますか。
こういう姿からも見習うべき点、たくさんある。
いろいろな意味で、“次”に期待します。


力投実らずのどすこいには流石に同情を禁じ得ない。
でも、きょうのピッチングは本当に「勝たせたい」と思える内容だったし、
僕にとっては前回よりもよっぽど“禊”のマウンドだと感じた。
現状、ローテで一番しっかりした結果を出してるのは間違いなく彼だし、
今後もこういう姿勢を続ければ自然と周囲の見方も変わるでしょう。
長野さんにもゴメンナサイしないといけないですよ。
勝利という結果に結びつかなかったが、決して無抵抗で終わらなかったのは評価できる。
ならば何故、前半から…もっというと初回から。
3タテされた危機感を、もっと前面に出した野球が出来なかったのか。
そういうところじゃないですかね。
坂本さん、亀井さんetc…
期待値が高いからこそ、“らしくない”部分を戒めてほしい。

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