

「7」年越しの、YU♡SHUの美
例の如く流れに乗り遅れてますが、これは書くよ。
書き残さねばならない。
こんな日に限ってどうでもいい仕事が長引いてしまい、
入場できたのは8回裏のマギー出塁の直後。
ただでさえ使い道に困るアフロをどうしたらいいか考えつつ座席にたどり着くと
待っていたのは、岡本インターフェア→菅野ピンチ脱出→長野劇的サヨナラ。
なにこのよくばりセット。俺って生でハイライトを観に来たの?(笑)
まぁ実際、延長入ったら勝ち目はないわけで
決めるとしたら“天才型”の長野さんかなと願ったが…まさしく夢の弾道でしたね。
あの興奮ってのは…なかなか言葉にしづらい。現地観戦ならではの昂ぶりというか。
それと同時に、何か運命的な既視感に囚われたのも事実です。
巨人…横浜…村田…長野…そこから連想される2011最終戦。
あの日も、自分は現地にいました。
年に数回しか訪れないのに、7年越しにああいう瞬間に立ち会える。
幸運としか言いようがないです。
だからもう、今年はこれが終わりでいいよね?(現実逃避)


「7」完封という異次元。立派すぎるエース
前回130球+中5日でこの内容。
誰が文句を言わせようか。報いてあげねば罪ではないか。
最後までマウンドに立ち続けてこそ真のエースだと。
気迫。信念。プライドですよ。結局、人間がやる以上「心」ですよ。
8回無得点→先頭出塁→マギー併殺ミス。
あの悪い流れを止められるのは、菅野だけ。菅野だから止められる。
乙坂にも前打席の雪辱を期す想いがあったと思いますが、それを上回っていた。
あらためて、凄いピッチャーだと万雷の拍手を贈りました。
大はしゃぎの中にもきっちりスガコバ要素を入れ込んでくるしね(笑)
東を降ろした要因として、結構ガチで9月初ヒットが効いた部分もあるだろう。
勝てて本当に良かったです(故障の心配はあるけど

「はいはい無援護で延長ね……ほーん…えっ?」
まったく期待してないくつろぎムード草生えますよ。
手前の阿部と合わせて2倍おもしろい。


劇的な幕切れを飾ったところで、この日のメインイベント。
村田修一、男の花道。
なんだかんだこういう場を設けてくれてよかったという想いと、
こういうカタチで終わっていいのかという想い。
ただ、いずれにせよこの目で見届けたかった。
試合前のスピーチはハナから諦めてけど、この場内一周は遅れるわけにはいかなかった。
いっそ思い切り泣いてしまってもいいのかなと思いましたが、
口の端がピクピク痙攣するのを抑えるのに必死でした…
特にピークだったのが、横浜時代の応援歌が流れたところ。
あの前奏……僕が恐れた、だからこそ、来ると分かって嬉しかった。
村田修一という選手の輝かしき日のメロディです。
ここに至ってはわだかまりは抜き。
CS争いしているなかで、純粋に良い光景だった。


帰って録画を視聴して、坂本が泣いてたと知り、また泣く。
彼が涙を見せるのって長野と最多安打を分け合ったとき以来じゃないですか?
本当に“友達”として慕ってたんだなぁ…って。
ふたり並んで歩くときには笑顔というのが、またいいじゃないですか。
胴上げも、その後の阿部との会話も。
最後はみんな笑顔で終わったってのがイイ。
なにかと柵の多い球団だから、綺麗に別れられない選手がたくさんいる。
だからこそ、今後ぼくらが愛する選手たちには一人でも多く笑顔で“その時”を迎えてほしいと思う。

16年間、おつかれさまでした。
ありがとう

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