
「新条さんの心が怪獣を生み出すなら、きっと戦うだけが使命じゃない」
――俺たちとグリッドマンにはやらなければならないことが、まだあるんだ。
自分とはなんぞやといえない状態(作中台詞)の中、ただ一つ胸に秘めているモノがある。
響裕太を突き動かす真実の果てに、一体ナニが待っているのか。
シリーズも後半戦!作り物のようなこの日々に
僕らのS.O.Sが加速する『SSSS.GRIDMAN』第7話の感想ォ!
1クールなんだぜ止まってなんかいらんねぇよとばかり、
謎を消化してはまた新たな謎が浮上するというハイテンポな展開。
全体としてはシリアス色が強くなってきましたが、
それでもどこかゆる~い独特な空気が流れるのは流石というべきか。
まさか主人公と黒幕の邂逅があんなシチュだとは思うまい(笑)


「おかえり、グリッドマンくん」
いくら友人とはいえ突拍子もない話を易易と信じてもらえるハズもなく。
思い詰めて帰宅すると、ベッドの上にはJKの姿をした神(ガチ)が!
いきなり正体バレ発言+エ○ゲもびっくりなシチュエーションに
いろんな意味で緊張感が漂うシーンですが…
扇状的な仕草もなんだけど、中の人(上田麗奈)の演技が凄すぎますね。
「ナニわかってないフリしてんすか」
声だけで“魔性”を感じさせる。
その異常性はすぐあとの食事シーンでも十分描かれますが、
先週殺せと命じた相手を、今週は仲間に誘う。
裕太も裕太で変な感覚の持ち主ですが(ビー玉の意味も謎ですね)、
こればっかりはそもそも波長を合わせってのが無理な話でしょう。

「ドーモドーモ、アレクシス・ケリヴです」
いや普通に入ってくるんかいwwww
コラといわれても余裕で信じられそうな今回イチバンのシュールポイント。
まさか主人公と黒幕の初顔合わせが中華料理店とか予想できないだろ…w
ウルトラシリーズ的にはむしろ“あるある”ですが(内海感)
キャリバーさんみたく頭ぶつけるんじゃないかと謎の緊張しつつ、
無駄に炒飯作画が気合入ってたりといろいろ狂ったシーンですねぇ。
(しかしこんだけ注文しといて結局アカネがトマトジュースしか飲まないのは…やっぱ何かの暗喩か)


大空合体超人・スカイグリッドマン!
んほぉ^~この絶妙なダサさたまんねぇ^~
ボイスドラマでゴテゴテしたウルトラマンとかメタやってて草生えたが、
リアル等身のビーダマンという意見もしっくりくる出で立ち。
ギリギリまでやる気ないヴィット→キャラ変はわりと予想通りなものの、
やっぱ松風キャラは青が似合いますねぇ。
とまれ、これで遂にアシストウェポンも全員出撃。
残るは「お約束」の全合体…間違いなくやるでしょうけど、タイミングが気になります。
この作品のペース的に普通に次回やっても不思議じゃあないけどw)




「街……?空に街が……ッ!?」
トラウマ狙いの円盤生物とかデビルマンみたいなデザインの板野怪獣とか
ジオングと化したアンチくんとかボリューム満載の戦闘シーン。
でも、やっぱ一番インパクトあったのは…雲を突き抜けた後に拡がるコンピューターワールド!
本当に原作まんまのデザインでぶるっときた。
しかもグリッドライトセーバーなんてレア技まで飛び出すし、ホントこのスタッフはわかりみがヤバいぜ。
最終的にどこまで繋がるか分からんが、初見を原作まで誘導する有能采配である。
なお、注目の板野サーカスはやっぱ『マクロス』or『ULTRMAN(メビウス)』を出すのが定番でしょうが、
個人的には、『BLASSREITER』を推します(笑)
ちゃんと松風さんがTwitterで触れてて感動しちゃったよ……俺は時の流れを凌駕した。


「よく頑張ったねぇ~、ご褒美をあげよう」
【悲報】アンチくん、どうしようもないので殺処分へ
なお、アレクさんの紳士的残忍行為により生かされる模様。
スペシャルドッグはもちろん渾身の持ち込み企画も潰され可哀想すぎますわ(´;ω;`)
まぁ逆に傷を負って味方フラグが立ったといえるけど、
アカネのさじ加減ひとつでどうにでもされちゃいそうだしなぁ…(六花も存在に気づいた?
本性を現してきたアレクシスの真意も不明ですし…分からないからこそ、怖い。
アノシラスといい、怪獣側に感情移入すると切ないモノがあります。
ここを詰めていくと、アカネの気持ちも見えてくる?

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テーマ:SSSS.GRIDMAN - ジャンル:アニメ・コミック