
イチローを、見た結果
7年という歳月の現実と悲哀。
既に開幕しちゃってますが、先週末行われたプレシーズンゲームの感想をば。
いくら人工芝を新しくしようが、左中間に“エアポケット”を作ろうが。
メジャーリーガーにとってはこのフィールドは狭すぎるんだって。
2試合とも、スコアだけを見ればパワーの前に沈んだ結果でしたが。
まぁ、そこはそこで大いにリスペクトしてもらえればいいと思います。
「じゃあ俺たちもやろう」で出来るモノでもないし。
ただ、やっぱリリーフ陣が総じて球威不足なのは否めません。
ああも簡単にポンポン運ばれちゃうとね…それを裏付けるだけのボール(コース)を投げるPが多すぎる。
これは日本人相手とはいえ、シーズンにも関わってくるでしょう。
だがしかし、今回の主旨はそこではないので。
以下は今シリーズの“主役”について、語っていきたいと思います。


巡ってきた6度の打席。
すべて凡退(OP戦24打席連続無安打)で終える。
今村、田口、坂本工、戸根、桜井…
言っちゃ悪いが、このメンツ相手にこの結果はやはり現実厳しいなと。
バットを折られるシーンも非常に珍しかったですし、
話題に上がった戸根の変化球に腰が引けるシーン(見三振)は哀しみ増大。
嘗てのイチローなら頭になかったとしても身体が対応してセンター前に運んでいただろうに…
個人的にはvs桜井の直球に“崩されにいった”スイングがキツかったです。
直後の打者が軒並みピンポン玉のように飛ばすから余計に…
どうしても彼ばかり注目されますが、ヘル坊の姿もなかなかクるものありましたね。
俊太の左中間突破は素直に称賛値するけど。
尚輝と起用を迷う?せや!ならどっちも使えばええんや!


それでも、やっぱりこの送球は興奮しました。
レーザービームでもないし、全盛期と比較すれば…って部分はあります。
でも、「いい送球」なんですよ。
それは年齢というフィルターを除外しても、プレーヤーとして素晴らしいこと。
打てずとも湧かせられるモノがある。
だから彼はスーパースター。
それは確かに、7年前と同じでした。
欲を言えば、また現地に駆けつけたかったですよ。
実は18日の夕方から発熱で体調崩し、泣く泣く断念したけど。
でも、だからこそ尊敬します。
僕みたいなボンクラが何もしなくてもコンディション崩すのに、
この人は45年間より過酷な環境で自分を維持してきたんだなって。
その凄み、軌跡を想えば、この今さえも立派なリスペクト。
今夜の試合が何かしらの区切りになるでしょうが、しっかり見届けたいと思います。

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