
「私たちと一緒に野球やろうよ!」
まっすぐで眩しい、世界で一番あつい夏―――
ここまでじんわりと余韻に浸れた最終回もひさびさかなぁ。
現実はなかなか梅雨が晴れないが、今の季節にピッタリな作品でした。
例によって更新は遅れたけど、実はリアタイ視聴だったんですよねぇ。
つまりはそれだけ、純粋に、外部情報なしで見届けたかったということ。
初戦突破でダイジェスト敗退って珍しいパターン?
スラダンが頭をよぎったものの、努力の成果と甘くない現実。
まだまだ彼女たちの物語は終わらない!ってことを示してくれた。
原作(ソシャゲ)の宣伝としては大成功だと思うし、
1話1話の物語の完成度が高くて、1本のアニメとしても見応えがある。
(作画は…BDで修正すればええやろ)
始まる前に「約束されたクソアニメ枠」とか書いてホント申し訳ない。
出来る範囲でやりきったスタッフに敬礼。
個人的に、前期ナンバーワンの作品でした。


「小也香、野球楽しめてる?」
――試しにさ、今日だけでも楽しんでみない?私たちと一緒に、私たちの野球。
神宮寺さんとかいう紛うことなき裏主人公。
最終回で相手の掘り下げとか大丈夫か?って思いましたが、
まさか部設立の経緯が有原とほぼ一緒だとは…
どちらも応援したくなるのは当然だったのかもしれません。
道は違えど、元を辿れば同じだったのだから。
牧野さん(文字通りの女房役)からの熱いメッセージを受けて
赤面→笑みを浮かべる姿は本当の意味で強キャラ覚醒だった。
タテに割れるスライダーの荒々しいタッチとかすごく良い。




「特訓の成果、神宮寺さんに見せてあげよう」
最高にかっこいい“わたしたち”が魅せる、最高にかっこいいダブルプレー。
そら神宮寺さんも微笑んじゃいますわ。
「野球が好き」だからこそ勝負にこだわる。
でも、その前提として「野球を楽しむ」ことがある。
楽しんで、結果以上に賞賛できるプレーに出会えれば敵味方は関係ない。
限られた尺の中で、本当に見応えあるシーンが多かったですね。
コンパクトスイングに目覚めた団長のバックスクリーン弾とか、
1話に繋がる豪腕サウスポー野崎の登板とか。
前回はしゃぎすぎたにゃんぼ先輩が案の定負傷退場したのは草だが、
そういや『たいやき。』でも、お雪が負傷してたな…
やっぱ動けるセカンドってそういう役割なのかしらん。
尚輝、お前はいつ戻ってくるんや(遠い目)


茜ちゃんスーパーファインプレーwwww
由伸ならシーズン絶望だった。
キャッチボールすら怖がってた娘が、
フェンスにぶつかってでも捕球するとは…マッマでなくとも泣きます。
これまでの優遇っぷりのわりに出場自体はわりとアッサリだったけど、
肝心のシーンで魅せるとはね…彼女も立派なプレーヤーだなって。
はせまり「眩しい…」 からの挿入歌(世界で一番あつい夏)は本当にアツい。
正直、毎日聴いてる。
出崎アニメばりに怒涛の止め絵?それがどうした。
魅せたいシーンほどじっくりやるものよ。
世界で一番あついダイジェストが、ここにある!

【悲報】八月、すっ飛ぶ
清城との死闘に全てを出し尽くした里校は、続く2回戦、ウソのようにボロ負けした――
クロスプレーの結末は…!?から、いきなり九月のテロップは驚きましたが、
なんだかんだで勝敗自体をぼかさなかったのも驚き。
最後に神宮寺さんがどんな表情だったか気になる。
怒涛の新入部員ラッシュはいろいろな意味で希望に溢れています。
「あはっ☆」だけで凄みを持たせる椎名さんぱねぇ。


最後にイチオシ、マイコ置いておきますね☆
スタミナ限界に加え、打席でバットの根っこに当てて握力が落ちるとかリアルすぎんよ…

にほんブログ村 ←押していただけると、それはとっても嬉しいなって
スポンサーサイト