
「わたしは知りたい…あなたのイマジネーションを」
今週は、妙に郷愁を帯びた夢をよく見ました<挨拶
人物とか風景とか「あ、これ現実じゃないな」と思いつつ、可能ならずっとすがりたいくらいの。
何が言いたいかっていうと、どんな事象も積み重ねがあって輝く。
始まりも終わりも含めて、キラやば~っ☆な世界がある。
ギリギリになってしまいましたが、
まさに集大成の『スター☆トゥインクルプリキュア』第48話の感想です。
実質最終回にふさわしい仕上がりに、スタッフの皆さまには感謝しかありません。
泣く準備はできていたけど、それ以上に、観たいものが観れた満足感がある。
それはここまで何度も観返すたびに深く感じます。
1個1個の積み重ねが今回のためにあったんだなぁ…
これぞ、長期シリーズ冥利に尽きますね。




「想いを、重ねきれなかった……」
【悲報】無能12人衆、誰よりも早く諦める。
フワへの想いが逆に仇となる、不穏を通り越してお通夜状態のアバン。
OPもなければサブタイ表記もアイキャッチもないという、
シリーズでも類を見ない演出で、ひたすら「絶望」を煽ってきます。
黒字背景にポップなタイトルロゴのギャップも凄い^^;
そら、ひかるも終始レ○プ目になるわ…
その後の宇宙崩壊模様も、今シリーズならではの規模といいますか。
ここまでの破壊描写ってハトプリ以来?
とてもじゃないが、ゲストキャラ総出演の喜びに浸っている場合じゃない。
(まどかパパがまた迫真の焦り顔披露してるのには草)




きらめく星の力で あこがれの私描くよ
すべてが無になった世界で、輝き続ける小さな星。
ここからの復活劇は、まさに本作の…「プリキュア」の真骨頂だと思います。
どんな状況に陥っても、それぞれに宿った心の宇宙(イマジネーション)は消えない。
他人の力ではなく自分達の思いで変身する。
そのために、この「歌」はあった。
ひかるがアカペラを始めた瞬間、素直に鳥肌が立ちました。
ビジュアル的にも映画を意識しているような演出ですが、
ひかるが泣いててララが声を掛けるシーンのギャップがね…表情もやたら凛々しいし。
あんなに一人でも大丈夫そうだった子が、孤独に恐怖しているんですよ。
でもこの“弱さ”って、決して悪いことではない。
むしろ成長…この一年、積み重ねてきたモノの証明なんだ。
「イマジネーションの輝き!なりたい自分に!」
5人で線を書いて星をつくるシーンの素晴らしさ。
少年少女、心の小宇宙を燃やせ!






一転攻勢!闇を照らす希望の星!!
戦闘シーンについては考えるというより感じろとしかw
前半の松浦作画も細かい動きや表情が丁寧で見応えありましたが、
後半はもう完全に勢い重視で最終決戦にふさわしいカットの連続!
満を持しての変身BGM(アレンジ)も熱いですし、
エフェクト(影)の付け方がもうロボアニメのソレなんだよなぁ…w
41話の覚醒セレーネ(超今風!作画)が全員に浸透している!
強化フォームでのガチ戦闘(通常技ラッシュ)って流れもイイ!
フィニッシュも凄く綺麗に決まりましたしね。
元気玉の要領で、片手を差し出し想いを重ねるオールスターメンツ。
(よく見るとちゃんとユーマがいて感動)
まさに流星のごとく、スタートゥインクル・イマジネーション!
本当にこの作品は“重ねる”のが上手い。




「もしその世界が誤っていたら、我はふたたび現れよう」
蛇遣い座さんもなんだかんだ格を保っててよかった。
この作品のテーマ上、完全消滅ENDは考えられませんでしたが、
超越者としての立場を維持したまま引き下がるのは大人の対応よね。
↑の台詞とか『キャシャーンSins』っぽいし、『星矢Ω』のサターンっぽくもある。
最終的に「キラやば」伝染してるのは少し笑ったけど、
問いかけに対し、「そんなのつまんない」と返したスターに可能性を感じたのでしょう。
腕輪をガルオウガさんに渡すのも粋な計らい。
園崎さんの熱演も見事でしたし、良いラスボスだったぜ。
??「ですよね♪では、フワは我々の手元に置いておきます!」
(無視) プルンス…お前になら安心して任せられる。
フワ復活は、AIさんに泣かされましたよ。
あそこであの台詞(「忘れるはずがありません」)はずるいって…
中の人(伊藤美紀)なるべく感情込めないように気をつけてたけど、抑えられなかったよね。許せる!




「わたし また きっと行くよ。自分の力で 宇宙に」
ひ…かる……あり…がと……
少し泣く。
いや、実際は画面にじむくらいボロボロ泣いてますが(現在進行系
翻訳機能を失ってからの名前呼びといい、
この瞬間がやって来るのは予想できてたし悲しいです。
が、過度に盛り上げるというよりはあくまで自然な流れだったというか。
お互いに受け入れて、前向きに別れたのがよかったと思う。
ユニが直前に別れを告げてワンクッション置いたのもあるし、
もっと言えば、その前のフワ復活に対する会話。
「ひかるなら、そう言うルン」
これはきっと、直後の自分の決断も分かってくれるという信頼の証。
だから、ひかるも一瞬握った拳をゆるめて応えた。
寂しい以上に、あたたかい気持ちにさせてくれました。
ガルおじさんがフライング気味にワープホール(シュール空間)形成してくれたおかげや。
「急げ!もう保たぬ!……保たないって言ってるでしょ!はよして!(プルプル」
ありがとう……“またね”
もはや多くはいらない。
あすの最終回、見届けましょう。

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テーマ:スター☆トゥインクルプリキュア - ジャンル:アニメ・コミック