
重なる花。ふたつのココロ
これって…KIZUNAですよ…
見せましょう、プリキュアの底力を。
早くも全開。丁寧な紡ぎで視聴者の感情揺さぶる、
『ヒーリングっど♥プリキュア』 第2話の感想。
早速ギリギリの更新になり申し訳ございません。
放送自体は旅行先でしっかりチェックできたのですが、それで満足しちゃってね(苦笑
2話で主人公しか変身してないってだいぶめずらしい?
が、そこは特撮ライター。前後編でじっくり描写してくるとこに“らしさ”が見える。
良い掴みではないでしょうか。


闇堕ちもも姉…心の肉球にキュンキュンくる!
冒頭から早くも三幹部&大ボス登場!
ダルイゼン、シンドイーネ、グアイワル…全員名前のわりに元気そうで草。
というか2話にして親玉(キングビョーゲン)まで出てくると思わなんだ。
ビョーゲンキングダムって名前も秀逸。
このストレートなネーミングセンス、いかにもプリキュアって感じで良い。
各キャラについては追々触れていくとして、
個人的にはもちろん、シンドイーネ推しですね(ニッコリ
予想以上にあざといし。CV.静御前だし。
こんなんもう四人目はあんさんや!でしょ。私は一向に構わん!


「ちゃんと運動やってる人にはわかるんだね」
転入後の学校生活風景も、お約束も交えつつ、見応えありました。
イマドキめずらしい木造校舎だったり、
歴代でも定番だった黒板の名前書きがなかったりとオリジナル要素もありましたが、
↑の会話シーンは距離感というか、ちゆの気遣いある台詞が上手いですね。
病弱だからこそ加減がわからず走り回ってしまった前回のフォローにもなりますし、
その危うさを慮るラビリンを直後に持ってくる流れも素晴らしい。




「みんな病気なんて…辛いよ!」
お願いラビリン!わたしは運動得意じゃないけど…お手当てだけは!プリキュアだけは何があっても頑張るから!
苦しむ地球をラビリンといっしょに助けたい!これは今、わたしが一番やりたいことなの!
戦闘シーンの尺を大幅に削ってでも伝えたいこと。
ベタといえばベタですが、ここに至るまでの流れも非常に丁寧だったぶん、
のどかとラビリンの絆再結成には感動しました。
変身できなくとも奮闘する姿勢自体も素晴らしいけど、
(ビッグ・ザ・武道みたいな格好には和み草)
なんかのどか以上にラビリンの思いやりに泣かされましたね~
パートナー解消もやさしさから出たモノでしたし、
思えば1話の契約時も慎重というか誠実さが現れていたと思う。
それだけに、辛いシーンは本当に辛く感じてしまいますが(ラテ様とかね)、
ただ、ついに「死」というワードを使ったこと含めて、
そこと真剣に向き合っていくというスタッフの覚悟をみた気がします。

最後に。
画コンテは先日、急逝されたやしろ駿(山口祐司)さんでした。
おそらくこの2話が遺作となってしまったのかな…
話の内容的にも何か“運命”めいたものがありますが、
貴方の作った『Fate』こそ、僕の中では一番思い入れのあるアニメ版です。
あの日見上げた星は今も 焼き付いて消えることはないよ。
スイ―トやスマイルで名前を見かけた時も嬉しかった。
あらためて、お悔やみ申し上げます。

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テーマ:ヒーリングっど♥プリキュア - ジャンル:アニメ・コミック