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待て、而して希望せよ!

旧attendre et espérer(意味は同じ) アニメの感想や野球、日常の出来事を書き綴るブログ。まさに転換期

スター☆トゥインクルプリキュア 感謝祭(東京公演) 感想

2020stpr kansyahsai (3)

わたしたちは星

一所懸命 一瞬に 一生に 生命(いのち)を燃やす

振り返れば、すべてはここに集約されるんじゃないかって。


案の定時間がかかってしまいましたが、スタプリ感謝祭の感想です。
2/22・23に中野サンプラザホールにて行われたプレミアム公演。2日間とも参加いたしました。

早いものでもう1週間も経ってしまったんですねぇ。
終わってからの数日は本当にフワフワした気持ちでなかなか生活ペースも戻すのに苦労しましたが^^;
あぁ、これが“ロス”なんだなぁ…って思う一方、こんな気持ちを味あわせてくれた満足感もあって。

ホント今までにないような感覚。
まさに感謝祭の名にふさわしいお祭りだったと思います。


長くなるかもしれないけど、以下、思いの丈を綴りたい。
(※基本的にネタバレありです





2020stpr kansyahsai (2)

1日目、開場1時間前のサンプラザの様子。

実は中野サンプラザに来たのはこれが初めてでした。
駅の目の前でアクセスも良かったけど、広場には既に多くの待機列が!
もちろん、ほとんどの参加者がマスクを着用。

2日目も同じく開場1時間前に来ましたが、こちらは列もなくスムーズに会場入り。
おそらくグッズ関係などで初日は早めに様子を伺う人が多かったでしょう。
(自分はペンライトとパンフレットだけ買いました)



以下、各項目ごとに。



【朗読劇】
15年後ならぬR15の女子会(まどか無双

最終回の後日談と聞けば感動的なの夢想するだろ?
…トンでもねー方向の無双が来たよ!

いや実際、ラストシーン(カウントダウン)から始まった瞬間は早くも涙ぐんだんですよ。
それがものの数分であんなカオス空間になるとは…w


言ってみれば、90年代のアニメによくあったドラマCDみたいなノリ。
キャラ崩壊もドンと来い!なネタまみれの悪ノリ女子会。
アラサー女子たちが呑むわキレるわ泣くわ吐くわ…

「子ども向け」って制約が外れると公式はここまでやっちゃうのかってw

中でも、まどかさんのスれっぷりは異常。
低めの声で「とりあえず生」とか言い始めた時点で大爆笑やべー予感ありましたが、
日頃の鬱憤をぶちまけすぎじゃないですか…?^^;
えれなさんも地味に夢ブッ壊す爆弾発言連発するけど(※一般論です


酔うと高倉健になるひかる(まさかのイラスト付き)とか、
いい歳こいてアイドル再挑戦夢見るユニとか(アイワーンの物真似が秀逸)とか、
常識人に見えてラスト盛大に“ぶちまける”ララとか…(ここちゃん迫真のオ゛ヨ゛ェ゛エ゛エ゛

円盤収録を考慮してか初日より2日目のトーンのが大人しめでしたが、
どのみち演目自体がギラやばというw 公式に残ることに変わりないっていうw

噂だと、大阪公演ではもっと過激なテンションだったとか。
あらためて、予想の斜め上のブッ込んできたと思う。

でもねぇ、何故だかあの妙なノリがマッチするのよ。
令和2年の中野で、肩を組んで笑顔を浮かべる5人の画がてぇてぇんよ…




【キャラクターショー】
『Twinkle Stars』へのアンサー、贅沢すぎる本編補完

カオス朗読劇も束の間、流れるようにキャラクターショーへ。

こちらもまたメタネタ全開で笑えるシーンが多いのですが、
それ以上に泣ける演出や完全に本編の補完になっていて…
ファンにとっては非常に嬉しい・必見の内容に仕上がってましたね。


時系列的には、44話前後に値するかな?
ユニがロケットに住むようになった理由とか、ララの微妙な表情とか。
アニメでさらっと済まされてしまった部分を掘り下げてます。


特に中盤の、ひかる&ララの会話がすごく沁みるんです…
それは終盤で5人の輝き(星座の関係)にも繋がるんですけど、
会場に来る熱心なファンがあんなの観て泣かないハズないじゃないですか。

「星を見上げて、ララのことを思い出すよ」

そして流れるBGM…まさにこれは劇場版のアンサー。
同時に、だからこそ彼女たちは48話であれほど綺麗に別れることができたのかなと。


というかアレだ、話の内容もさることながらショー自体のクオリティがめっちゃ高ぇ!
SEや照明のタイミングとかピッタリで、ビシバシ殺陣やってて興奮しました。
いやさぁ、気ぐるみなんて馬鹿にしてたさ。がねぇ?いやぁ、味わい深かったって感動したぁ。

ショーガチ勢の気持ちが分かるってモンです。
アクターさんの熱演に心から感謝(ちゃんとそこ拾う安野さんほんとすき


…っと忘れるところでした。

今回のエピソード、団長(カッパード)ファンも必見です。

テンジョウとのメタネタ合戦もですが、
一度で二度どころか四度くらい美味しい活躍を堪能できるのはこのショーならでは!
登場時の歓声と、終盤でもプリキュアに負けないくらい緑のペンライト光ってるのがその証。

やっぱすげぇよ団長は…




【主題歌&キャラソンライブ】
歌は命!愛!希望!神秘!元気!

それ違う作品だろって指摘を受けそうですが、
今ちょうど観ながら書いてたので大目に見てください(笑)


まずなんといっても、変身バンクの楽曲(スターカラーペンダント!)をみんなで合唱できたこと。
あらためて、本作の強みと唯一無二の魅力を体感できたし、
定番とはいえ、各メンバー名乗りを生で味わえるってのはすごく盛り上がる。

主題歌においては北川さんのパワフルな歌声に圧倒される一方、
(ヒープリOPも歌ってくれたが歌い分けが凄い)
吉武ちゃんの可愛さのバランスがね…

1日目は座席が中段前の通路側だったおかげで
ホント目の前に来てテンションおかしくなっちった(←やべーやつ


キャラソンについて言えば、
こちらも各キャラのイメージにピッタリで盛り上がったのですが
やはり個人的には、『キミのソンリッサ』

これを生で聴けたのが本当に嬉しくて嬉しくて…
最初にアルバム聴いた時からずっと“推し”だったのですが、
実際にライブ映えする曲調ですし、安野さんのパフォーマンスも流石でしたね。
(一緒に行った友人も、「黄色の人は声の伸びが凄い」と絶賛してました)




【トークコーナー&生アフレコ】
「すみぺはね、ヤバいよ」(byみかこし

こちらはプレミアム公演ならではの企画ですね。


生アフレコは、1日目が26話のパジャマパーティー
2日目が、48話の別れのシーンでした。

特に後者は公演自体もクライマックスに来ていたのであちこちで“啜る”音が聞こえてきまして…
俺?俺はよくわかんないけど視界が滲んで困っちゃったよ。


アフレコというか演技する場面は朗読劇などで既に体感しているわけだけど、
ここではメンバーが「いつもは画面を見て演技をしているが、ここでは観客の皆さんを画面として演技するので不思議な感覚」と表現するのが興味深かったです。
逆を言えば、大勢が目の前にいても即座に「画面」と割り切って役に入れる。
それがプロとしての姿勢なんだなぁと。


トークコーナーは各日それぞれお題がありまして、
1日目は、「オーディションで最初にどの役を受けたか」
2日目は、「最後にキャスト皆がお互いに言いたいこと」でした。

オーディションの裏話なんかは知ってる話も多少あったけど、
(えいたそがソレイユで受けたのとかちょうどアニメージュに載ってましたしね)
それぞれが当時の台詞も違うキャラで演じるってすごく貴重でした。
全体的にみんなララのクオリティが高いw

一方で、2日目は笑えたりほっこりしたり…
その中で、すみぺがいちいち爆弾落っことしてくるの草生えた。

「吸うと気持ちよくなるヤツ!(吸入器?)」
「(小原好美の印象を聞かれて)絶対犯罪しそうにない」


これはやべーやつですわ…w
でも、遠征イベントにお布団セットを持ってきたりとか、休憩時間にふらっと失踪するとか
リアルユニっぽいのはなんか面白いですね。その後、静かに感極まってるトコ含めて。


他にも興味深い話題がいっぱいあったんですよ。

ここちゃんはプリティストアで爆買いしたグッズをみんなに分けてくれるとか。
(なお、指輪は吉野プルンス裕行に捨てられた模様)
安野さんは気遣い名人でママ味ハンパないとか。
みかこしは残念美人だけど車の運転が上手くて司会進行も完璧とか。



でもさ。すべてはラスト、えいたそのコメントに収束すると思う。

1日目も「今日収録入ってないよね?」って確認した上で、
「本音を言うと、本当は一生スタプリをやっていたかったよ」って涙ながらにコメントしていた。


書くと長くなる(ガチで長い)から詳細は省くけど、
プリキュアが好きだからこそ、ここで自分のコメントが終わったら本当に終わってしまう。
支離滅裂になっても、1分1秒でいいから、この瞬間を味わいたい。
感極まりながらも必死で引っ張り続ける姿に、多くのファンが共感し、声援を送りました。


制作スタッフが5人にサプライズで花束を渡しに来た瞬間はホント感無量で。


個人的に、宮本SD・村山さん・高橋さんを見た瞬間、僕の中で何かが弾けた。
身体中を言いようのない興奮が押し寄せてきて、ちょっと記憶が曖昧なくらいです。
(あとで友人に聞いたらなんか一点見つめて固まってたそうなw)


成瀬瑛美こそ星奈ひかるであり、星奈ひかるは成瀬瑛美である。

キャスト・観客の垣根を超えて、「ありがとう」の叫びがこだまする。
まさに感謝祭!偽りナシの多幸感に包まれたフィナーレでした。




【総評】
やはり長くなりましたが、正直、全然書き足りません(笑)

だって2日目なんか上演時間3時間超えですよ?
体感はその半分にも満たないけど、キッズアニメのイベントがこんな長尺とは思わなんだ。
でも、1年間。作品に付き合うって、こう言う事なんだ。

コロナウィルスが猛威を振るう状況の中、今となっては開催できたことが奇跡です。

実際、あと1週間遅れていたら中止は避けられなかったでしょうし、
あの時点でバッシングやリスクの大きい部分は否めませんでした。

それでも、どんなことでも。
時に停滞することはあっても、人は歩み続けなければならないのだと。
この公演で、僕は元気と勇気を貰ったと思います。


今一度、言います。

心ならひとつ さよならはさよならじゃない

スタッフ&キャストの皆さま、本当にお疲れさまでした。
宇宙いっぱいありがとう!

また会えるその日まで、イマジネーションを輝きさせ続けましょう。




【余談(おまけ)】
2020stpr kansyahsai (4)2020stpr kansyahsai (1)

打ち上げは当然、「とりあえず生」で(笑)


今回は2日間、それぞれ別々の友人と参加いたしました。

当初は一緒にシリーズを追いかけた友人と2日みっちり楽しむ予定だったのですが、
彼が体調を崩してしまって…こういう情勢+距離もある身でしたので泣く泣く断念。
僕自身も非常に残念でしたが、イチバン悔しいのは彼だと思うので…
感謝祭BDが出たあかつきには是非“リベンジ”してほしいと思います。


一方で、“代打”の格好となりながら快く引き受けてくれた友人にはあらためて感謝を。
ふたりともスタプリほとんど観てないのにね(ぇ
しかも2日目付き合ってくれた友人なんか数年ぶりに連絡とったくらいですし。


別段、仲が悪くなったわけではないんです。
ただ、お互い環境の変化でなんとなーく機を失くしてからあっという間に時間が経ってしまった。

それでも、会ったら本当に一瞬で時間が戻りましたよ。
だから、朗読劇冒頭のプルンスの言葉がすごく胸に響いた。


とても本人には言えない(言わない)けど、
こうした意味でも今回のイベントには心より感謝を申し上げます。


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テーマ:プリキュア - ジャンル:アニメ・コミック

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