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待て、而して希望せよ!

旧attendre et espérer(意味は同じ) アニメの感想や野球、日常の出来事を書き綴るブログ。まさに転換期

プリキュア映画感想 ~単独シリーズ編~

premovie single

27作品、読み切ったぜ!

読みきったというか観終わったというのが正しいけど。

更新も最小限に4月末よりシコシコ進めておりました、
プリキュア映画27作品(単独シリーズ15本+クロスオーバー12本)連続視聴。
このほどようやく達成いたしました。

ステイホームを存分に発揮したカタチですが、
前向きになれる一方、愛と勇気にお腹いっぱいになったりして…^^;
いろんな意味で根気いりましたね。
ただ、どの作品もだいたい尺が同じなので比較やスキマ時間を調節しやすいのはよかった。


さすがに全部を個別に振り返る余裕はないので
以下、簡単に触れていければと。

これを機に、新作(ミラクルリープ)にも朗報があることを願って。





◆映画 ふたりはプリキュア Max Heart

シリーズ一作目ということで王道な仕上がり。
『DB』よろしく、やられ描写が続いてからの一発逆転は時代を感じさせます。
(今だったら魔女に悲しき過去…とかあったろう)
重みのある格闘はさすがの一言(腹パン連撃からの反動ダメージ描写すきw



◆映画 ふたりはプリキュア Max Heart 2 雪空のともだち

トラウマ映画として伝説になっている作品ですが、
しっかり観れば「友情の大切さ(怖さ)」を丁寧に描いてる。
すれ違いは時に必要であり、安易に“鬱”と揶揄することは逃げでしかない。
クラスメイト(莉奈)の一言は非常に印象(象徴)的です。

反撃のカタルシスは素晴らしいし、
フリーズン&フローズンの漫才も文字通りクールダウンになっている。



◆映画 ふたりはプリキュア Splash Star チクタク危機一髪!

尺が短い上、説明過多なのと展開ありきのシナリオといった印象。
前作から続けて観てしまったのも、この場合はマンネリにつながってしまった。
変身への流れは良かったので、咲と舞に対する理解をもう少し深められれば印象が変わるかもしれない。



◆映画 Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!

ダークプリキュア5の作り込みが見どころ。
各キャラの負の部分を敵キャラクターとして落とし込んでいるし、
全編通して映像の質がかなり高い(人物作画のみならず舞台レイアウトも
個人的に、レモネードvsダークレモネードは誰が描いたか一発でわかるレベルで必見。

惜しむらくは、後のれいかさんダークドリームの心境の変化が今一つ伝わりづらい点かなぁ。
セリフ自体は熱いのにそこに至るまではやや駆け足だった印象。



◆映画 Yes!プリキュア5GoGo! お菓子の国のハッピーバースディ♪

アクションの質は相変わらず凄いが、前作よりボリュームダウンした印象。
シナリオの急突貫をイケメンパラダイス(豪華声優陣)で補った感じ。
明夫ボイスのおっさん(ムシバーン)はなぜお菓子に執着するのか?デザート女王との関係は?等。

のぞみ(ドリーム)メインの構成はさほど違和感ないかな。
逆にああいう恋愛描写はもう現シリーズではできなさそうだし。
勧善懲悪でもない。でも安易に復活もしない。
どこか切なさを帯びる決着は、2作品とも共通してます。



◆映画 フレッシュプリキュア! おもちゃの国は秘密がいっぱい!?

トイストーリー然り、玩具ネタは鉄板だと感じる一作。
あまり突き抜けたモノはないが、所々シュールな前川節とほんのり泣けるラストは安心する。
初見時はTVシリーズをイッキ見した流れで観たのも良い思い出。



◆映画 ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショー…ですか!?

初の劇場鑑賞、初のリアタイ完走、初のBD購入…ということで初モノ尽くしの作品。
(そもそも今回の試み自体、藤原啓治追悼の意味を込めて始めました)
いま見てもハイセンスというか、異色の出来だと感じましたね。

当時の感想はコチラに。
BD感想まで書いてたの完全に忘れてた(笑)



◆映画 スイートプリキュア♪ とりもどせ!心がつなぐ奇跡のメロディ♪

裏主人公であるメフィスト視点でみると奥深さが出る一作。
TVシリーズとの連動(補完)ありなので本編への思い入れで評価は変わる。

個人的には公開当時より面白く感じましたね。
作品自体への郷愁とか情報量が増えたのもあるんだろうけど。
親子愛や夫婦漫才、やや辛辣なメタネタ等…てんこ盛りの中で間延びを感じるのが玉に瑕。



◆映画 スマイルプリキュア!絵本の中はみんなチグハグ!

こちらも詳細は公開当時(最速上映)の感想があるので。

総合的に薄味ではありますが、本来のターゲット層に対してしっかり落とし込んでいる。
実にスマイルらしく、シリーズの意義にふさわしい作品だと思います。
子どもが観て楽しいのはこういうのだよね。いま振り返ってもサニキがいい兄貴…もとい姉貴や。



◆映画 ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!?未来につなぐ希望のドレス

単独映画として一つの区切りがついた作品。
シリーズ自体もですが、再びスタプリで“戻ってくる”まで6年の空白を置くことになりました。

上映当時の感想はコチラ。
そういえば『まどマギ』とぶっ続けて観に行ったんでしたねw
前半の微妙さやアクションの物足りなさはあるけどメインテーマが泣かせますし今回もやっぱ泣きました。
我が家の愛犬はまだまだ健在ですが、やっぱ時が経つほど染みますね。
こちらもスイプリ同様、初見時より良い印象を持った。あと、「ラブリンク」が本当好きだ俺。



◆映画 ハピネスチャージプリキュア! 人形の国のバレリーナ

評判の良さを伺いつつもTV版のイメージからなかなか踏み出せなかった一作。
蓋を開けてみたら…たしかに良作だった。

綺麗事と虚構にムチを内容。それを裏付ける紛うことなき悪役。
派手なバトルスタイルがそのまま爽快感につながる構成で評判も納得です(「勇気が生まれる場所」込みで
後のマジカルつむぎの踊りを書かない→努力を想像させるラストも好き。



◆映画 Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!

ハピチャとの逆転現象。
映像的な試みは後の作品にしっかり活かされてるので面白かったが、
そのぶん一つ一つのシナリオの取ってつけた感が凄い。
シリーズ単体としての魅力をほとんど感じられなかったのが残念。



◆映画 魔法つかいプリキュア! 奇跡の変身!キュアモフルン!

安心と信頼のタナカリオン監督による一作。
さぞ濃厚圧縮かと思いきや意外とシンプルな作り込み。
高品質で対象年齢にフィットした感じですね。

とはいえこれだけでモフルンがなぜ圧倒的人気を誇るかわかる内容になってますし、
アクションパートの気合の入れようも尋常ではない。
(個人的な好みでは、よく動くけど音が少し軽いかなぁ)



◆映画 キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!

完全ギャグに振り切った異色の一作。
土田ギミック満載でキッズアニメの映画としては秀逸。
「予想を上回る満足」という意味ではトップクラスかもしれない。
本編がまったく観てないので「TVシリーズは妙に暗い」って話が逆に気になるが…



◆映画 スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて

尊ァァァァァいッ 説明不要!!

とてもこのスペースでは説明しきれないので
せいぜい当時の感想でも参考になればと想う次第です。

正直、これでも全然書き足りないのでまた時間があれば個別に取り上げたいですね。
ちょうど明日は待望のムック発売&7月は感謝祭BD控えてますし。




短くまとめたつもりが、さすがに15作だと長くなりますね(笑)

好みの差はあれどあえて点数などは付けませんので、
その時の気分・環境などで今後もいろいろな発見ができればいいと思っています。


次回は、クロスオーバーシリーズについて。

こちらも近日中にはまとめます。 →まとめました。


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