![]() | それでも町は廻っている 1 [Blu-ray] (2010/12/24) 小見川千明、悠木碧 他 商品詳細を見る |
青春は美わし
歩鳥と真田の甘酸っぱい話も良かったですが、A・Bパートともにそれぞれ異なる「町」の魅力が描かれているのが秀逸でした。
見知らぬ場所でも、それでも町は廻っている―――

前半は歩鳥と真田の愛の逃避行?w
今回で確信したけど、真田が絡んでくる話はクオリティ高い気がします。
歩鳥に寄りかかられ、神様ありがとうと言った直後に神を否定する真田のテンションに笑いましたが、オマケに手を繋ぐことまでできたのだから学校をサボった甲斐もあったというものw
なんだかんだで歩鳥さんは男殺しの天然スキルをお持ちのようだ。
ちなみに歩鳥の手を繋ぐ習慣、Bパートでしっかり活かされているのが細かいですね。
こういう「学校サボってどこかぶらつく」という経験は残念ながら自分にはなかったのですが、やっぱり一度くらいはやってみればよかったかなぁと思ってしまう魅力がありますね。
そして無意識に幼馴染とのフラグを折るという描写。
あれは・・・何か心が痛む・・・・(ぇ
まぁそれはともかくこの話のオチ、どこかで似たようなモノを見た気がするんですよね。
なんだろう・・・ドラえもんだったかなぁ?
後半は眠れなくなったタケルを夜の街に連れていく歩鳥の話。
とある姉弟の深夜徘徊(ナイトウォーカー)
歩鳥がなかなか姉らしいところををみせているのも良かったですが、深夜の町の描写(主に光の使い方等)が冒険心をくすぐる出来で観ててなんだかワクワクしましたね。
今じゃ夜更かしして深夜にこうしてアニメの感想なんか書いてしまっているわけですが、たしかに小さい頃は夜中の世界を体験することに一種興奮するものがありました。
タケルが風呂で鋭い観察力を発揮するシーンは正直けしからん!・・・と言いたいところですが、アングルはともかく作画自体はそんなにあざとくはなかったように見えましたね。
そんなわけで、観ていて思わずノスタルジーな雰囲気に陥ってしまった今回のお話。
懐かしむということは自分も(多少は)大人になったということで・・・・
ようやく「耳をすませば」は鬱アニメと言う人の気持ちが分かったような気がしますw
それにしてもこの作品、話の幅が広いです。
例によって放送時間がアレのため録画視聴となりましたが、ちょっと今回はリアルタイムで観ておきたかったですね。
そういえば警官が久しぶりに登場しましたけど、千葉さんの声で予告とかもう某作品のイメージ強すぎてw
テーマ:それでも町は廻っている - ジャンル:アニメ・コミック