
あったけぇから尊いんだ。
ランプよりも。ハンディカイロよりも。
ゆるキャンはなによりも、心が潤ってんだ。
心地よい感触に身を委ねつつ、出来栄えに膝を打つ内容でした。
アニメならではの行間を十分に活かす演出の数々。
特殊エンディング→Cパートの流れも秀逸ですが、
Aパート終わりのホームでの静寂感…アレをTVシリーズでやれるのが本作ですよね。
引きの画で、キャラクターの表情も映さず、心情の変化を問う。
近すぎず、遠すぎず、観ていて気持ちがいい。
求めているものを、贅沢に、忠実に再現してくれた。


「無理してんじゃないわよ」
厳しさの中にやさしさを隠しきれない姉しこほんとすこ。
とはいえ、なでしこ自身もめちゃくちゃ良い子なんで当然ですねぇ。
そら妹のバイト先まで斡旋するよ。
(余談ですが、旅行先で地元求人誌をチェックする病気に発症中)
重複しますが、特殊エンディング→Cパートは素晴らしすぎて。
流れ自体とても自然だけど、ひっそり車の中に置くシーンも補完しつつ、
自室でランプを愛でてなかなか寝付けないところまでワンカットで表現している。
これぞ、“演出”というのではないでしょうか。

使えそうで使えないネタ画像。
カリブー店員さんの片方が、ここちゃん(小原好美)だったのもうれしい。

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