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待て、而して希望せよ!

旧attendre et espérer(意味は同じ) アニメの感想や野球、日常の出来事を書き綴るブログ。まさに転換期

ARIA The ORIGINATION 第12話 「その 蒼い海と風の中で…」

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「あなたに出逢えて本当によかった。
 ありがとう、私の
遥かなる蒼-アクアマリン-


年度末有給で観るARIAは楽しいか?<きのう


むしろこれ以上の堪能方法はないでしょうよ。浸りすぎて逆に鬱になりそう…

再放送も昨夜で終わってしまいましたが、この2話はセットで視聴しました。
永遠を信じていた始まりの終わり。
長く続いた物語の終局をイヤでも突きつけられるけど、
だからこそ、何度だって見入ってしまう。


『横顔』が流れてからは顕著ですよね。
ああいう台詞なしからの挿入歌の演出、サトジュンは本当に巧い。

夕焼けに染まる背景も見事です。
それこそ、ヴェネツィアの絵画(風景)が何千年を経ても色褪せぬように。

技術が向上しても、心に遺ったシーンこそが最高最強だと教えてくれる。





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「あなたがアクアに来てくれてから、私の世界は一変した」

当たり前だった日常が、世界の表情がキラキラと素敵に輝いていった。
そう、まるで魔法にかけられたように。



灯里にとってアリシアさんがかけがえのない存在であると同時に、
アリシアさんにとっても灯里はかけがえのない存在。

最終回はその胸の内が明かされるわけですが、
灯里を世界(アクアという星の体現者)と見れば、これは彼女の成長物語でもある。


雨のシーンは本当に素晴らしいですよね。

文字どおり緊張をほぐす(クールダウン)役割を担ってるし、
虚を突かれたようなアリシアさん(大原さんの芝居)がいいんだ。

灯里の返事もこの回は「はい」で一貫しており、迷いのない姿勢が表現されていると思います。



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このシーンもほんとすき。
これほど他人の成功を喜べる人がいるだろうか。


いかに成長したといっても、藍華はそれほど強い子ではない(だがそれがいい
強くないから、素直に祝福できる灯里に救われる。


やさしすぎて眩しいよね。
でも、その眩しさから目を逸らさない人間でありたいと思うよ(恥セ禁


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テーマ:アニメ・感想 - ジャンル:アニメ・コミック

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