
「あなたに出逢えて本当によかった。
ありがとう、私の遥かなる蒼-アクアマリン-」
年度末有給で観るARIAは楽しいか?<きのう
むしろこれ以上の堪能方法はないでしょうよ。浸りすぎて逆に鬱になりそう…
再放送も昨夜で終わってしまいましたが、この2話はセットで視聴しました。
永遠を信じていた始まりの終わり。
長く続いた物語の終局をイヤでも突きつけられるけど、
だからこそ、何度だって見入ってしまう。
『横顔』が流れてからは顕著ですよね。
ああいう台詞なしからの挿入歌の演出、サトジュンは本当に巧い。
夕焼けに染まる背景も見事です。
それこそ、ヴェネツィアの絵画(風景)が何千年を経ても色褪せぬように。
技術が向上しても、心に遺ったシーンこそが最高最強だと教えてくれる。


「あなたがアクアに来てくれてから、私の世界は一変した」
当たり前だった日常が、世界の表情がキラキラと素敵に輝いていった。
そう、まるで魔法にかけられたように。
灯里にとってアリシアさんがかけがえのない存在であると同時に、
アリシアさんにとっても灯里はかけがえのない存在。
最終回はその胸の内が明かされるわけですが、
灯里を世界(アクアという星の体現者)と見れば、これは彼女の成長物語でもある。
雨のシーンは本当に素晴らしいですよね。
文字どおり緊張をほぐす(クールダウン)役割を担ってるし、
虚を突かれたようなアリシアさん(大原さんの芝居)がいいんだ。
灯里の返事もこの回は「はい」で一貫しており、迷いのない姿勢が表現されていると思います。

このシーンもほんとすき。
これほど他人の成功を喜べる人がいるだろうか。
いかに成長したといっても、藍華はそれほど強い子ではない(だがそれがいい
強くないから、素直に祝福できる灯里に救われる。
やさしすぎて眩しいよね。
でも、その眩しさから目を逸らさない人間でありたいと思うよ(恥セ禁

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