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待て、而して希望せよ!

旧attendre et espérer(意味は同じ) アニメの感想や野球、日常の出来事を書き綴るブログ。まさに転換期

『ARIA The CREPUSCORO』 感想

atc movie (2)

あなたの笑顔に、また会える。

ごめんなさい。結局3ヵ月かかってしまいました。
次作に向けても着々と、円盤情報も出たところで感想です(ちなみに松竹で予約済み


記憶を辿ると、川崎チネチッタ。16時の回(舞台挨拶LV)で鑑賞いたしました。

パンフ(という名のムック本)は念のため前日確保。
やはり大判サイズで新作漫画が読めることが非常に嬉しい。


さて、まずはふわっとした感想を。

良い意味で何もない。普段どおりのARIAがそこにあった。
『AVVENIERE』の時はブランクからの解放もあって涙が流れたけど、
こちらはまさに“オレンジ”のようなあたたかさに終始包まれているような。

本当に、自分はこの作品を見ている瞬間だけきれいな心でいられるなぁと。あの頃に戻れるなぁと。
だけど、あの頃より進んでいるから、感じられるモノもあって…
それがでっかい充実を与える作品でしたね。

LVIEZOUNDも一味違った魅力があって良かったです。
自然な息遣いまでしっかり聞こえて。

今回は新曲あったし、いずれサントラも出してほしい。





atc movie (1)

特典コースターは狙い(希望)どおりアリス。
アテナさん週にリピートできなかったのが心残りだけど。


今作は“オレぷら”推しには待望の作品ですが、
その中でずっとアテナさん推しだった自分にはやはり特別な感情がありました。

不安がなかったといえば噓ですよね。
思い入れがあるからこそ、ヘタに変わった姿を見るのが怖い。
だからこそ、『AVVENIERE』の扱いは残念でもありホッとしたのも事実。



でも、そんな時こそ、1期11話を思い出しながら。
いざ喋ってる声を聴いたら…そこにはまぎれもなくアテナさんがいた。

直前に素晴らしいタイミングでの再放送もあって、
名シーンを新たな視点で描くことの意味(意義)が十二分に伝わってきた。


実は原作においてアテナさんのモノローグってほぼ存在しないのですが、
あの昇格シーンは彼女が見せた一瞬にして最大級の葛藤(あるいは厳しさ)なんですよね。

そこを歌手らしい詩的な表現に仕上げてくれたこと。
やさしい語り声で謳い上げてくれたこと。

佐藤利奈さん始め、スタッフの皆さまに感謝の拍手を贈ります。
不器用だけどまっすぐなアテナさんが好きで本当によかった。



su4687887.jpg

もちろん歌唱シーンも感動でございます。


個人的には、その後の全員で漕ぎ出すシーンが好きですね。

「振り返らないと気づけない景色がある」、だっけ?

ダイナミックだけど主張しすぎない絶妙な画でしたし、
舞台挨拶でサトジュンがコメントしていた「ARIAは大きな船」を象徴するシーンだと思う。
きよのんエンディング『echoes』もすっげー染みるんよ…


変わらないものの大切さ。

変わったからこそ気づける大事なモノがここにあります(恥…セ…



atc movie (3)

そして物語は最終章(Benedizione)へ…


まずこれ三部作だったのかよ!?という嬉しい驚きですが、
もしカーテンコールシリーズが本編(プリマ昇格)の裏側を語る内容であるのなら
姫屋は間違いなく補完しがいのある題材でしょう。


公開は今冬。

憧れの先に待つ“祝福”に心踊らせよう。


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