
新しい 眩しい 幕開けを迎えに行こうか
あぁ…とうとう金曜のスーパーロボットタイムが終わってしまった…
が、その表現に相応しいまま最後まで駆け抜けてくれたというか。
途中、観ていて「これホントに終われんの!?」→「だいぶ綺麗に終わった…」
いや、厳密には終わってないんだけど爽やかで心地よい。
やはり「旅立ち」で〆るのって前向きな気分になれますね。
当然のように宇宙まで行ったけどそこは想定内w
というか↑のカットが“まんま”過ぎる!もうそのままスパロボ30出ろ!w
それにしても、サブタイが『わが赴くは星の群(虎よ、虎よ!)』って…
最後にこんな形で『モンテ・クリスト伯』に繋がるとはなぁ。
ハマるのは当然だったといえる。


「美しき終焉に乾杯だぁ…」
ルドルフ、意外と潔く消滅す。
まぁ、自分の能力以上に最強のふたりがしつこく復活するからね。
なんかもう疲れちゃったのかもしれないね(適当
世界がルドルフだからディソナンザ(美形だ!)も消えるというのは少し強引な気もしましたが、
自分たちが矢になって放たれるのはいろいろ皮肉ではあります。
とはいえ、死ぬまで格を保ったと思いますし、
ゼツもフィノワールもルドルフもディソナンゾもとにかくベテラン声優の快演(怪演)が素晴らしかった!
正直、こっちの存在感が強すぎてアロウ側の戦闘が絵面ほど盛り上がらなかった印象。
主人公がパワーアップするどころか最後まで武器形態で終わるとか思わんじゃない?^^;
むしろ大元帥が切り札すぎてマジですげぇ。
あそこまでやって「とことん人頼み」を貫けるの超ウルトラかっこいいぜ!

見渡す限り そこは世界の果て
そして物語は星の海へ――
2000歳の赤ちゃんは救助来るまで生命維持したい神!
アロウたち“細胞”は宇宙船にアクセスして地球まで送り届ける!
まさか最後の最後でガッツリSFブッ込んでくるとはですが、
壮大なファンタジーと見せかけて超ミニマム世界を示唆しているのは驚き。
そりゃガーディアンから見れば悪性反逆腫いわれてもしゃーないわw
というかこれ、本当にガンソと繋がっててもおかしくないですね。
こういうお話ならあらためて旅立ちエンドは納得ですし、今後にいろいろ拡げていけそうかなと。
主題歌が文字通りテーマを表してるのイイヨネ…
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そんなわけで、怒涛の…まさに怒涛の内容だったと思います。
ちょっと最後の方は個人的に期待していたのと違う方向にいった部分もあるけど、
「壁を越える」というテーマを追求していく姿勢と、登場人物の信念の強さ。
谷口悟朗と中島かずきが組むとこんな“バグ”みたいな作品になるんだなぁ…wと、
非常に懐かしくも熱い気持ちにさせていただきました。
「今回は良い意味でTVアニメの持っていた乱暴さや、いい加減さに立ち返りたいと思っていたんです。
「映像って自由だよ」と。こういうノリについてこられないお客さんがいるだろうなとは思いつつも、
今回はこういう手法ってアリなんだ、面白いと思ってもらえると良いなと。」
いつかのインタビューを念頭に視聴したので、そういう意味でも納得できましたね。
そう、アニメって本来もっとエンタメ寄りだったはずだよ。
“リアルさ”を盾に、自分たちで世界を狭めてはしないかって。
たぶんだけど、演者にとってはすごく楽しい現場だったんじゃないかな。
なにはともあれ、この時代にノンストップで2クール駆け抜けたことに敬意を表して。
半年間お疲れさま&ありがとうございましたm(_ _)m

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