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待て、而して希望せよ!

旧attendre et espérer(意味は同じ) アニメの感想や野球、日常の出来事を書き綴るブログ。まさに転換期

『富野由悠季の世界(新潟展)』 感想

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祝・ブレンパワードBD-BOX発売&文化功労者選出!

頼まれなくたって、祝ってやる!


欲をいえばクリスマスに出してほしかったけど(イエスだね!

ってわけで、少し前の話にはなりますが行ってきました。
(なんで日程をぼかすのかって?想像なさい!)


衝動的に誘って、衝動的に深夜に出発。
車で片道6時間近くかかったけど…何の後悔もありません。


タイミングが合えば次は庵野展にも行く予定。
まぁ、開催してしばらく経つのに未だ図録や音声ガイドができてないらしいが…

そういうとこまで作品に沿わなくていいから(良心)





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何はなくとも新津美術館へ。


山と森に囲まれた…という表現が適切かは分かりませんが(笑)
徒歩で来ることを想定してない立地が、かえって集中力を高めてくれます。
(道中、民家の前で車が横転していたのは驚いたが)


開館まで30分ほど余裕があったので隣接の植物園を散策することに。

ランナーや家族連れ等、様々な世代が利用していたのが印象的でした。



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入館・内部の様子。


だいたい30人ほど並んでましたかね。
10数分ほど待ったら無事入れたので問題なかったですが。


祭壇めいた入り口には簡単なフォトスポットがあり、頂きには御大の写真が。

その笑顔は、まさに日輪の輝き。
誰だよ、目に入ってすぐ「なんか遺影みたい…」とか呟いたやつ。



さて展示の感想ですが、約4時間半ぶっ通しで観ました(笑)

目も痛いし後半は足も悲鳴をあげたけど、それ以上に満足感が勝つ内容で。
(これで他会場より展示物けっこう削ってるってマジ?)

いやさぁ、展示とは言ったってどうせ資料並べてるだけなんて馬鹿にしてたさ。
がねぇ?いやぁ、味わい深かったって感動したぁ。


あんまり細かく書いていくとキリないんで割愛しますが、
テーマ毎に生い立ちや仕事を振り返りつつ、
コンテや原画・映像を展示して御大の表現したかったことを解説してくれる
非常に親切で興味深い内容になっておりました。


入場していきなり与圧服(父親が携わってた仕事)とか「なんじゃとて!?」ってなるんですけど(笑)
単純に激動の時代を生きてきた方の足跡でもあるので、アニメ関係なく見応えあります。

Gレコの演出ミーティングメモとか凄くよかったなぁ。
そのへんで売ってるルーズリーフなんかに書き殴ってるのが親しみやすいし、
迷いや興奮をそのまま披露していて楽しいんですよね。

閃ハサ観に行った時の特典フィルム(安彦原画)もあって嬉しかったり。


それと、音声ガイド(ベルリ&アイーダの掛け合い)が絶妙でした。

二人が「富野」と呼び捨てにしながらガイドと称する“毒舌”を展開。
本人監修でなければ絶対書けないユーモアに富んだ内容。
Gレコ好きは特に必聴でないかと。



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買ったものとか。


図録はずっしり400P超の大ボリュームなので先日ようやく読み終わりました(笑)

御大インタビューも載ってるし単純に資料集として価値アリですが、
やっぱり可能であれば肉眼で拝みたいところですね。
データでは表現できない迫力が詰まっているのが生原稿(原画)の醍醐味ですし。



あらためまして、行ってよかったと思います。

僕自身いうほど富野作品をガッツリ網羅しているわけではありませんが、
それ以上に齢80にして未だ創作意欲を漲らせている姿勢に敬意を持っております。

今回、その変遷をたどりながら、僅かなりとも頭の中を覗けたことは非常に有意義な体験。

どうか今後も末永く、元気のGで在り続けてほしい。



◆おまけ

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例によってラーメンばっか食べてました(笑)


行きのSAでは生姜醤油。帰りは新潟エキナカで味噌を。
特に後者はスープ割する濃厚なのが有名(?)らしく興味あったのですが、残念ながらタイムアウト。


というか土産物色で新潟駅だけ寄ったけど
やたら女性が多くこういう地域性なのかな~と思いきや『なにわ男子』のライブがあったそうで。

捲土重来?県を往来?


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