
ワンチームという名の独裁、つづく
きょうから日本シリーズですね<挨拶
時期が時期だけに始まるどころかもう終わってるような感覚ですが、
両リーグ優勝チームの激突という真っ当な取り組みですし、良い戦いを期待したいです。
それはさておき、ひさしぶり贔屓球団の話題。
といっても、良い話なんかこれっぽっちもございません。
むしろ絶望感というかよけい興味が遠のくレベルですが…いったん整理する意味で。
まず、ポストシーズンに関しては案の定の結果でした。
坂本キャップの言ったとおり、歴然たる「力の差」。
これを“全員”で認めない限り、この球団が真に頂点に立つのは無理でしょう。
いや、もはや頂点を狙う資格すら得られないかもしれない。
「最後の打者」のスイングは、まさに今年の総決算だったと思います。
後半戦あたりから急に言い出した、わっしょいベースボールってやつ。
アレ正直に言いますが、個人的にまったく馴染まなかったんですよね。
だってこのチーム、劣勢に追い込まれるとすぐ下向いて葬式みたいなムード出すじゃないですか。
そんなスローガン掲げておいて、あの終盤の体たらくはなんなんだよ。
“紳士”ワードと一緒で、口に出さないと意識できないのだろうか。
悔し涙も、負けたことよりも亀井さんとプレーできない寂しさから出たとしか拭えない。
それ自体はまったく悪いことではないですし、決して坂本個人に宛ててるわけではありません。
むしろ“被害者”とすら思う。
ただ、そういう印象のシーズンでしたね。
一つ決定的と言えるのは、
僕の原辰徳という人に対する考えは昨年から変わってないということです。
いや、変わるどころか遠ざかってるんじゃないかな?
もう何から遠ざかってるか分からないほど離れていってる^_^;
「勝てばよかろう野球」もいい加減限界ですよ。
そもそも勝ててないし。というか勝つ以前の問題かな。
補強(助っ人外国人)でだいぶ予定狂ったのは考慮するけど、采配面は過去最悪レベル。
・マシンガン継投
・シーズン途中から中4~5日の導入
・データよりも「役割」偏重の采配
・原OPS(原の・お気に入り・ポイント・システム)と揶揄されるほどの偏った選手起用
・結果を出して昇格してきた選手を積極的に起用しない
・テンプレすぎて意表も何もないフルカンからのエンドラン多用
・菅野をブランク明けに調整登板なしで起用し失敗
→これを何度も繰り返す(デラロサ、ビエイラあたりも同様
・大問題引き起こした中田を獲得、禊もせず即一軍起用
まだまだ思い浮かぶことはあるでしょう。
シーズン開幕前(就任前)、何て言っていたか憶えてますか?
「僕の取り柄は柔軟性」
「2軍で結果残した選手を1軍で使うのは当たり前」
「固定観念はチームをダメにする」
原監督という固定観念はチーム(球団)を駄目にしていませんか?
「名前」でしか判断できないのであれば、その名前が薄まったら終わりや。
コーチ陣の入れ替えに対する率直な感想も、面白味はあっても期待は持てません。
亀井さんを守備・走塁コーチに置くのは適材と思う一方で、
やっぱり身近にお気に入りを置いていきたいのが透けて見える。
山下の決断は、いろいろなキッカケになってほしいと思います。
残念なのは間違いないですが、どのみち芽を出さねば終わる年齢。
この球団では居場所も機会もないと判断したなら、仕方ないでしょう。
制度の中でやってることなのでやり方そのものを否定しないものの、
育成落ち乱発はこういうリスクもあるし、高卒青田刈りへの誹りは免れません。
そういうマイナスを背負い込んで、球団が将来へどんなヴィジョンを描いているのか。
現場の動きから、まだほとんど見えてこないのは残念です。
いずれにせよ、この3年間は「整備」という意味で最後の機会になると思います。
なるほど、確かにこの状態で阿部に押しつけるのは由伸時代と同じ過ちを犯すことになる。
良い意味でも悪い意味でも、原政権が終わる「理由」を作ることが必要になるでしょう。
逆に言えば、それが作られない限り真の暗黒はこれから始まる。
それを見守るには、個人的なモチベーションがあまりに低いです。
(堀内時代に次ぐレベル…って言ったら察してくれるかな苦笑 )
長くなりましたが、こうした傾向その他諸々の事情も相まって、
来シーズンも試合ごとの定期的な更新は止めることにいたしました。
もちろん、采配が入る余地ない素晴らしい試合(出来事)だってあるでしょう。
そういう時は気まぐれに取り上げたいと思うし、“その時”が来るのを祈ってもいます。
2011年より半ばルーティン化していたカテゴリですが、今季をもって一区切りということで。
ありがとうございました。

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