
今こそ、本当の強さの意味を問う
いい祝日でしょう?余裕の水曜だ、馬力が違いますよ。
ってわけで、数は少ないが地味に続いている2022映画鑑賞雑感。
今回は、敬愛すクリント・イーストウッド最新作。
スパイディの興奮まもない中、公開日に行ってきました。
実話ベースでない題材はひさびさですかねぇ。
基となった話(原作)はあるみたいですけど。
予告からは『グラン・トリノ』と『パーフェクト・ワールド』を足して2で割った印象を受けましたが、実際そんな感じというか。
それ以外にも過去作を想起させる要素はありますが、いろんなモノをかいつまんで、結果、薄味でまとまっている。
とはいえ、シンプルさが良いところでありますし、
やっぱり観ていて凄くリラックスして世界観に入っていけるんですよね。
(「俺はドリトル先生か」と運び屋のセルフパロは草)
こういう作品こそ、ちゃんと映画館で味わうべきだと思う。
そもそも、91歳が元気に監督・主演してる時点でそれ自体が映画です。
演技どころか喋るのすらままらない人がほとんどなのに……
なんかもう新作のたびに「これが遺作かぁ…」って覚悟してたけど、
年1ペースで供給されるから最近は印象薄らぐw
このバイタリティ、本当に凄まじい。
富野御大もですが、その人間的な姿勢に改めて敬意を表します。

にほんブログ村 ←押していただけると、それはとっても嬉しいなって
スポンサーサイト