
なんという隠し玉
これはまた、最後に凄いヒロインがきましたねw
番外編だと侮るなかれ。
橘さんのトラウマの“シンジツ”が明らかに。

冒頭からいきなり橘さんに告白してきた少女:上崎裡沙。
間髪入れず告白を受け入れた橘さんによって二人は付き合い始めますが、なぜか上崎は人前に姿をあらわすことを拒否。
それもそのはず、彼女にはある理由があった―――
声が似ているけど田中さんとは別人のようです(笑)
胸の大きさを気にしたりなど健気な一面をみせる彼女ですが、よくよく考えると随分橘さんのプライベートをよく知っている様子。
トラウマ公園で再会した橘さんと元カノ話が食い違っていたりなど、微妙に不穏な雰囲気が漂い始めますが・・・・

「仕方ないよね」
かの撲殺天使もよく言っていた。
「愛なら仕方ない」
上崎裡沙、しかしてその正体はフラグブレイカー
今まで橘さんに近づこうとしたヒロインに対し、わざわざ捏造写真まで作り上げて手を引かていたもの凄いヒロインでした。
ストーカーというか一歩間違えればヤンデレさんだ。
オムニバスだから良いものの、これで時系列が繋がってたらと思うと怖ろしいですw
上崎視点になった途端ものすごい台詞が早口になったり、黒辻さんの「はんっ!」て態度に笑ったりしてしまいましたけど。
人前に出るのも頑なに拒否するからてっきり幽霊オチかと思いましたが。
ある意味予想の上をいきました。

「また僕に悲しいクリスマスの思い出を増やすんだ?」
さらに明かされる“シンジツ”
二年前の公園で待ち合わせ場所変更の伝言を根回ししたのも上崎の手によるものだった。
ただしそれは橘さんをフって笑い者にしようと企んでいた元カノから守るためにやったことで―――
・・・えーと、つまり元凶はその蒔原とかいう元カノということでいいんでしょうか?
だとしたら笑えないレベルの畜生ですが、正直上崎の言っていることを今までの行動からしてホントかどうか怪しいから困ります。
橘さんを好きになった理由は小学生のとき嫌いな牛乳を代わりに飲んでくれたからだそうですが、それより小中学校と一緒だったのに存在の認識すらされてなかった上崎の影の薄さがなんか悲しいですね。
そんなしんみりとしたムードのなか、創設祭をみてまわる各ヒロインたちの姿が映し出されますが・・・・

最後までこれである
さっすが森島先輩はネタに事欠かない素晴らしいキャラでしたw
サンキューラブリー。グッバイはるか。
エビコレでまた会おう!
真実を告白した上崎は恋人にふさわしくないと潔く身を引こうとしますが。
そこは我らが紳士・橘純一。
傍にいてほしいから一緒にみんなに謝りにいこうと提案。
そんな彼の態度に心打たれた上崎は自分ひとりで謝りにいくと笑顔で告げるのでした。

謝罪EDw
なにこれ斬新すぎるだろう・・・w
まぁアマガミのヒロインはみな心がひろいので許してくれるでしょうね。
ただ絢辻さんに関しては後ろに先生がいなかったら確実に○されてたでしょうけど(絢辻さんは裏表のない素敵な人です
最後は約束通りふたり仲良くイカ焼きを食べて終了。
???「まことにイカん(遺憾)じゃなイカ!」
以上、上崎裡沙編でした。
単なる番外編かと思いきや、かなり物語の核心に触れる重要なお話でしたねw
OPの一部やEDまで新規で作っていてスタッフのこだわりを感じます。
ただいつもは4話あるのが1話しかなかったので付き合うまでの過程とか心理描写についてはどうしても薄くなってしまいましたね。
元々上崎裡沙というキャラは原作でも隠しキャラ?という位置づけらしいのでオマケ程度の認識で良いのかもしれませんが。
冷静に考えると上崎は陰湿アンド陰湿と呼んでもいいくらいのキャラですが、まぁなんといいますかビジュアル的にはとても可愛いので許すとしましょう。
まさに「かわいいは正義!」
なにはともあれ2クールにわたった「アマガミSS」もこれにて終了です。
できればみゃー編も放送してもらいたかったですが・・・・
恋愛系の作品でここまでのめり込んだ作品もひさしぶりでした。
スタッフのみなさま&TB等お世話になったみなさま、ありがとうございましたm(__)m