
さらばクモジャキー!
さらばコブラージャ!
幹部退場回にふさわしい熱い戦闘シーンに心躍った「ハトプリ」第46話の感想。
ド真面目なマリンさんがカッコよすぎる・・・・!
惑星城へと乗り込んだプリキュアたち。
そこで待ち構えていたのはクモジャキーとコブラージャ。
マリンとサンシャインが対峙し、いま二人の幹部との最後の決戦が幕を開ける!

「まぁ僕はそういう君のバカっぽいところはともかく、君が戦っている姿は美しいと思うけど」
「俺はお前の妙にカッコつけたところが好かん。けんど、お前の強さは認めるぜよ」
熱い漢の会話。なにこれ初っ端から退場フラグなの?
まぁ冗談はともかくこの手のある意味友情を感じさせる台詞は好きです。
砂漠の使徒というのはメンバーがそれぞれ好き勝手やってる一体感皆無の組織という印象が強いですが、最後に敵役なりの連帯感というものを見ることができて良かったと思います。

そして始まるそれぞれの戦闘。
「ここは俺に任せて先に行け」な態度でブロッサム&ムーンライトを送り出す二人が実に少年マンガ的。
身体を伸ばすマリンの背中が妙に頼もしくみえるから困るぜ!
あと「ハッハッハッ」と笑うシーンがちょっとイカちゃんぽくて笑いましたw
でも一番驚いたのはクモさんが話している途中で容赦なく顔面パンチ叩きつけるマリンのシーンですけどねw
あれー、プリキュアって顔面への攻撃はご法度なはずでは?(敵相手にならいいのか
近頃の女の子は好戦的だね(ニッコリ

しかしさすがは大幹部。
そんなプリキュアたちの猛攻撃をいとも簡単にあしらう余裕を見せつけます。
やっぱ生身で戦った方がそれなりに強いじゃないですかぁ!
マリンの吹っ飛び方が相変わらずDB並に派手でちょっと笑いを誘いますが、どうもサンシャインの戦闘シーンが防御ばかり目立つのが気になりましたね。
その後のマリンの凄い肉弾戦と比較しても劣化具合が目に余るといいますか。
あまり武道の練習をしている成果が現れてこないのが残念ではありました。

一方その頃、ムーンライトはダークプリキュアと対峙。
因縁の対決は次回に持ち越しとなりますが、こちらも激闘必至です。
「決着は一人でつける」とかこれも燃えシチュエーションだ。
また、先に進んだブロッサムは無事、薫子おばあちゃんの救出に成功。
ちょっとアッサリしすぎていて拍子抜けでしたがデューンさん的には力取り戻したしもう用済みということなんですかね。
単に尺が詰まってるだけかもしれませんがw

マリンかっけえええええええええええええ!!
嘘みたいだろ?これで女児向けアニメなんだぜ?
いやとにかくこのシーンは是非動画でみてもらいたいシーンですね。
こんなに凛々しく真面目なマリンはもう最初で最後でしょうが、とても良いものをみせてもらいました。
サンキュースタッフ
「誰かを守るためならがんばれる。その心が本当の強さだと思う!」
ただ強さのみに固執するクモジャキーにそう言い放つマリン。
普段ギャグばかり目立つマリンがここで真面目に言うからこそかえって説得力のある台詞だと思う!
コフレの特攻もいままで描いてきた妖精との絆が上手く活かされていると感じました。

「海より広いわたしの心も、ここらが我慢の限界よ!」
決め台詞キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
「本当の強さ」とは何かってアニメやマンガにおける永遠のテーマの一つではありますが、やはりこういう王道展開は分かっていても熱くなりますね。
強くなることそれ自体は男からしたら当然目指すべきことですが、クモジャキーの失敗はそれのみに集中しすぎて他のものは眼に入らなかったことにあるといえます。
しかし当初はブロッサムとの絡みが多かったクモさんですがいつの間にかマリンとライバル関係にあるように(笑)
だいたいいつ頃あたりからか時間のあるときにでも観直してみよう。

「まだ間に合うよ、コブラージャ。その心の闇、わたしの光で照らしてみせる!」
こっちも決め台詞キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
何かとってつけたかのようにいきなりキャラソン(いつきの)が流れ始めましたが、まぁもうここくらいでしか使う機会なさそうですからねw
むしろ忘れられてなくて良かったですよ。
まばゆい光で照らされた、まさに「美しい」としかいいようのないサンシャインの心象世界。
寝不足で疲れた僕の目にはよけいに堪えましたw

「世界には、俺の知らん強さがまだまだたくさんあるぜよ・・・・」
「アデュー」
ごめんアデューはちょっと笑った。
二人を象徴する花言葉はそれぞれ「美しい悲しみ」と「戦い」
その言葉通り一辺倒な生き方しかできずに退場となってしまいましたが薄々彼らもそれが間違いであったことに気づいていたのかもしれませんね。
悪役にしては最期が潔かったのも、どこかで誰かに止めてもらいたいという気持ちが少なからずあったからではないと思います。
なにはともあれ、お二人ともお疲れさまでしたm(__)m
気になる点があるとするならサソリ姐さんみたいに元になった人間の描写がなかったことですが、これはもしかして最終回でやってくれたりするのかな?
そんなわけで、とうとう幹部退場となってしましましたが“感動”というよりひたすら“熱い”展開でこれはこれで面白かったですね。
今回でこの作画クオリティなら馬越作監のデューン戦は一体どうなってしまうのか!?
そして次回はいよいよダークさんとサバーク博士の正体が判明するので楽しみですが・・・・って予告で顔バレしたらいかんでしょ!w
ホント出し惜しみしないといえば聞こえはいいがスタッフは視聴者を煽るのが上手いw
ちなみに今回は主人公と思えないほどブロッサムが空気でしたが、これはきっと最終決戦で先頭に立って活躍するフラグだと信じています信じたいです。
デューンがラスボスとは思えないほど存在感が薄いのも気になりますが・・・・
正直悪役はサバークとダークさんだけでも十分盛り上がったのではないだろうか。
真実を知ったとき、ムーンライトは何を想う。
次回も目が離せません!

それにしても今回はマリンがカッコよすぎてホント最高でした。
以前も書きましたが、戦っていくうちに髪が乱れていくのがとても可愛いですよね。
やはりキュアマリン、お前がナンバーワンだ・・・・!
クモジャキー消滅時の「本当に戦うのが好きだったんだね」はあまりにストレートな物言いでワロタ
ちなみに「スイートプリキュア♪」の番宣映像が流れて早くも世代交代をアピールしてきましたが・・・・
いまは個人的に「ハトプリ」の行く末を見届けたいと思っているのであえて言及するのは避けることにします。
まぁ強いて言うならやっぱり動かすのが難しそうなデザインだなぁ、とw