
炸裂する山内演出
正直「なるほど、わからん!」な部分が多かったですが勢いで乗り切れそうな気がした「夢喰いメリー」第5話の感想。
お話とか二の次。問題はキレよ。
バクのように夢を喰うメリー、「夢喰いメリー」と夢路の「ケーヤク」が成立した。
だが、メリーの新たな日常はゲームしたり、テレビ観たり、STOでバイトしたりと、とても夢魔探しとは程遠い生活。そんなとき、ふとしたきっかけで由衣と出会う二人。
そして突然やってきたデイドリーム!
それは由衣と彼女を「器」とする夢魔、エンギが巻き起こしたものだった…!(公式サイトより)

オッケ ━━━━━━ (ゝ○_○) ━━━━━━ イ !!!!!
出番自体は少ないものの、勇魚がメリーに負けないくらい可愛いですね。
幼馴染キャラでこれだけ好印象なのは久しぶりかも。
勇魚メイン回があってもまったく異論はないね(ニッコリ

泣き虫メリー
“夢喰いメリー”という自分を与えられて幸福の涙を流すメリーですが、それにしても1話に1回は必ず泣いてる印象を受けます(笑)
10年間もひとり彷徨っていたとか不憫だなぁ・・・・
だんだん作品の重苦しい雰囲気と演出が合致してきた気がします。
とはいえこのシーンは、実写取り込みっぽい背景がやたら気になになって仕方なかったわけですが。
これも高度な演出なのでしょうか?
この作品は背景担当の方がえらい少ない(とくに松本健治さんという方がすごい頑張ってる)のが特徴ですが、まさか制作が間に合ってない・・・というわけではないよなぁ。
さて、今回のメリーの対戦相手はエンギ・スリーピース。
かなりの天然キャラ・由衣を「器」としている彼女は、OPにも登場していることからも重要キャラであることが読み取れます。
一筋縄ではいかない相手の登場にもどこか楽観的な様子で応戦するメリーですが・・・・

特徴的な作画の戦闘シーンキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
テロップみなくても誰が描いたのかなんとなく分かるのがすごいですね。
これがあるからメリー視聴はやめられない!
アクションパート(とくに前半部)は田中宏紀さんで確定としてケンオーさんはどこ担当だろう。
おそらくはエンギ関連だとは思いますが。
しかし動き自体はあいかわらずスローで魅せる演出に変わりはありませんでしたね。
ゆっくりした動きを描くのってハッタリ効かないので逆に労力かかりそうですが、今回に限ってはもう少しスピード感を出しても良かったんじゃないかと(素人考えですが
でもまぁ僥倖僥倖。

「そんな都合の良い帰り道があるというなら、私の姉さまは貴様らに殺されはしなかった!!」
そ、そう(困惑)
夢魔は送りかえされずただ消滅するのみ・・・・
姉を殺された怒りに震えるエンギと、自身の行ってきた行為を否定され呆然と立ち尽くすメリー。
適当に流しみてたらいつの間にか驚愕の展開を迎えていた!?(笑)
でも主人公側がよかれと思ってやってきた行為が実は偽善に満ちたモノだったというオチは定番で燃えますね。
エンギの迫真の表情がさらに場を盛り上げる(中の人の演技も良い
まぁ姉さまが現界に来たのはある意味自業自得といえなくもないですが(苦笑
たとえ夢魔側に悪意はなくとも「器」にされる人間側からすれば畏怖の対象となるのは間違いないですし。
そもそも姉は声からして幸薄い感じが(ry

「メリーは俺を信じた!俺もメリーを信じる!!帰る方法がないってのは信じねェ!!」
夢路Δ
ショックで動けないメリーをエンギの攻撃から庇う夢路。
身を挺してヒロインの盾になる構図に燃えました。
やっぱり主人公というのはこうでないと!
問題はこの攻撃で夢路がどの程度傷を負ってしまうかですが・・・
さすがに直撃だと真っ二つになるので上手い具合にエンギが寸止めしてくれたと信じたいです(笑)
話の部分で「?」な部分が多いですが、戦闘→ラストシーンの流れは面白かったです。
ラストの驚愕の眼を見開くメリーの止め絵に軽く鳥肌が立ちました。
手抜き?どうみても演出だろ・・・山内的に考えて。
また今回は音楽も場を盛り上げるのに一役買ってましたね。
「BGM」と呼ぶには少し自己主張が過ぎる気もしますが・・・・もう少しボリュームを落としてみては?w
次回は夢路を傷つけられたメリーちゃん、覚醒の展開でしょうか。
期待してますっ!・・・って次回もコンテは山内監督なんですね。
もう9割方自分でやってしまいそうな勢いですね。いいぞ、もっとやれ!(笑)