
「どいつもこいつも・・・本ッ当にご立派なこと」
敵も味方も表情に気合いが入っている「夢喰いメリー」第9話の感想。
ついに勇魚までもが敵の標的に・・・
山鬱先生「山内とJCスタッフが組むとこんなアニメになるのか!?って所を見て欲しいですね」
いきなりランズボローとのバトルが始まった!!狡猾なランズボローは巧みな心理戦で戦況を有利に持ち込んでいき、手出しが出来なくなったメリーたちは現界に唐突に戻ってきてしまう。
姉のかたきを討てなかったエンギは夢路と口論になるが、自分の気持ちのやり場のなさから思わず涙をこぼしてしまい…。
そしてメリーを自分のデイドリームに導き、なぜか「私を殴れ」という。(公式サイトより)

「さぁ、ゴミ箱の用意はできてる?」
という軽快な台詞とは裏腹に結果的にはランズボローを逃がしてしまう形となったメリーたち。
「夢魔が消滅した時“器”になった人間の夢も消滅する」という事実をエンギが知らなかったのが少し意外というか。
そういえば説明とかありませんでしたっけね。
それにしても相変わらず吉野の演技がウザったいなぁ(良い意味で)
ちなみにちょっとした疑問なのですがデイドリーム中って現界での本体はどういう扱いになっているのでしょうね?
やはりその間は時間が止まっているとかそんなオチでしょうか。

「迷惑掛けたから私を殴れ」とか、漢らしいエンギさん。個人的には分かりやすくて好きです。
それでいてさりげなく由衣に気を使っているところも。
エンギだけに泣いていたのも演技だったりしてね・・・ってハイすみません、つまらないこといいましたー(爆
拳痛めて照れ隠ししてるメリー萌え。

よく言われますけど由衣はキャラデザだけみると「超電磁砲」に登場しても違和感ないデザインですよね。
今回は全体的に作画のクオリティは上々でしたが、なかでも由衣の細かな表情についてはとくに可愛く描かれていた気がします。
妹お姉さん・・・だと・・・・?
ただエンギVer.のときの中の人の演技が若干気になるというか・・・・
なんだろ、棒読みというよりは滑舌が悪いような。

なんだか珍しく感じた勇魚のギャグ顔。
よくわからない流れのままいきなり修羅場に突入して吹きましたが、考えてみればこれが幼馴染キャラとして正しい反応のような気もするw
しかしそんな彼女がこの後不幸な出来事に巻き込まれてしまうことになろうとはこの時はまだ誰も知らなかったのである・・・・(といいつつ視聴者からしたら大体の流れは読めますが

一方で、今週も愉快に同胞をSATSUGAIしていく“樹海”ことミストルティン。
黙っていればそこそこ可愛いのに完全に顔芸がサマになっているから困る(苦笑
仮に彼女がラスボスだとして、今のメリーたちで果たして勝てるんでしょうかね・・・・
そもそも灯台と樹海って一体どっちが強いんだろ?

「大丈夫か、おいッ吉田!?・・・・・なぁ~んてなぁ♪」
さぁそしてお待ちかね(?)
ついに飯島先生の化けの皮が剥がれるときがきたぞ・・・って予想以上にハジけていてワロタ。
愉快に素敵な顔芸で覗き見していた河浪さんを挑発しますが、これって器である先生自身も実は外道だということでいいんですよね?
自分の生徒を血が飛び散るまで蹴りまくるって・・・・吉田さんの扱いがあんまりすぎる(泣
これがホントの鬼畜眼鏡ってヤツなのか。
とりあえず微妙にユラァ~っとキャシャーンみたいなポーズで立つのをやめろw
「今度のクズは画を描くお仕事がしたいんだとよッ!」
という飯島の言葉に動揺が隠せない河浪さん。
「仕掛けを施した」という台詞からも彼がミストルティンの器だと思いますが、それならば河浪さんの夢魔はいったい・・・・?
デイドリームで手にしていたリボルバーらしきものについても気になります。

というわけで不幸にも次の標的に選ばれてしまったのは勇魚。
お葬式ムード漂う展開になってきましたが、しかしこれで本作品の一応の区切りがみえてきたような気もしますね。
なぜか本編では夢跡すらも気付いてませんでしたが、メリーが夢魔を殺さず送り返すことができる証明として先輩の例があるわけです。
となれば、勇魚の夢を救うこと=夢喰いメリーの証明 という結末になるのではないでしょうか。
相手の器である飯島先生も今までのパターンとは異なる外道だと判明したのである意味ラスボスとして相応しいかもしれません。
重い内容ですが代わりに見所も多くなってきました。
「まどかマギカ」を凌駕する山内先生の壮絶な鬱展開に期待・・・・したら駄目ですよね、たぶん(苦笑