
交わした約束 忘れないよ
地震の影響で視聴が遅れましたが「魔法少女まどか☆マギカ」第10話の感想。
今回に限っては配信してくれたニコニコ動画に素直に感謝したいです。
まさかここまでの話は前置きにすぎなかったとは・・・・たまげたなぁ。

「名前負け・・・・してます」
アバンから衝撃走る。
前回の杏子自爆の暗い流れはどこへやら、そこには病弱で気弱なほむらの姿が!
とうとう描かれる、暁美ほむら はじまりの物語――――
一瞬みるチャンネルを間違えたのかと思いましたが(笑)
いよいよ、ほむほむの謎めいた過去(ループ)の真相が明かされるときがきましたね。
病弱設定にくわえ、元々は三つ編メガネっ娘(+ドジッ娘)だったとか・・・・なにそのお決まり設定は。ホームベース可愛い!
ひだまり?これひだまり?

「だったらいっそ死んだ方がいいよね」
とか思ってたらあっという間にいつものムードになりました。
まぁ尺も少ないですしね、そう長くは仮初めの平和な風景も続かないとは予想できましたが・・・
放送開始わずか3分も経たずにこれだよっ!
異空間に誘われ絶体絶命の危機に陥るほむらですが――――――

「間一髪、ってところね」
「もう大丈夫だよ、ほむらちゃん!」
魔法少女まどか☆マギカキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
回想といえど遂に本編内で主人公の魔法少女姿がお披露目。
さらにマミさん復活ッ!マミさん復活ッッ!
最初の世界のまどかはなかなか魔法少女としての貫録に溢れていますね。
武器の扱いも随分手慣れている印象を受けます。
弓のエフェクトがカッコいい!
世界を守る魔法少女たちの姿に笑顔を取り戻していくほむら。
しかし最大の敵であるワルプルギスの夜との決戦を迎え・・・・

「それでも、わたしは魔法少女だから」
絶望的な状況に立たされても魔法少女の責務を果たそうとするまどか。
泣きじゃくるほむらに最期の言葉を述べてひとりワルプルギスの夜に立ち向かっていく――――
ってちょっと目を逸らしているうちにマミさんまた死んでる!w
以前「マミさん死亡がある意味物語の始まり」と予想したことがありますが、まさか本当に富竹的な存在になるとは思わなかった。
なんかもう扱いが完全にネタキャラじゃないですかぁこれぁ。
そしてこの後の世界でもそうですが、初期世界のまどかは勇ましくて、まさに主人公に相応しい活躍ぶりですね。
今までファッキューマッドとかまどカスとか叩いてた自分が恥ずかしく思えてきます(まぁそこまでは言ってませんが
本当にスミマセンでした!サンキューマッド

「私は、鹿目さんとの出会いをやり直したい。彼女に守られる私じゃなくて、彼女を守る私になりたい!!」
敵わないと知っていながら命を落としてしまった、まどか。
悲しみに耐えられないほむらは、つい悪魔の契約に耳を傾けてしまう。
それこそが本当の絶望の始まりなのだと知らずに―――――
なーにが「教えてごらん?キミはどんな祈りでソウルジェムを輝かせるのかい」だ。
人の弱みにとことんつけ込んで・・・・さすが畜生には過去も現在も関係ないな。
「契約は成立だ。キミの祈りはエントロピーを凌駕した」
また凌駕か・・・まだ2話くらい早い気もするけど、もしかして虚淵先生意外と気に入ってるんだろうか(笑)
でも隊長は許したけどQBは「すまゆる」しても絶対に許さないからなッ!

やりなおしの世界
今度こそ悲劇を回避するため、まどかたちと同じ魔法少女になったほむら。
彼女が得た固有スキルは時間停止。
最初はぎこちなかったものの、次第に能力を上手く使用できるようになったほむらは、連携プレーによって魔女を倒していきますが・・・・
爆薬が自家製でワロタ
その後のヤのつく人たちからの武器回収もそうですが、こんな描写はやはり虚淵ヒロインならではですねw
スタイリッシュに洗濯物を放ってくる魔女との戦闘がなかなか面白く、どことなく明るいノリは絵柄(キャラデザ)にふさわしい「魔法少女もの」の雰囲気を感じさせました。
スカートの中に爆弾投げるのは完全にギャグだと思うw

が・・・・駄目っ・・・・・!
しかしここまで物語を観てきた視聴者には結末を予想するのは容易く。
魔法少女=魔女である以上、まどかが魔法少女化するだけで物語はバッドエンドが確定しているのです。
魔女まどか(?)の怖さがハンパじゃないですね。
あれはたしかに最強(凶)の魔女としか言いようがない・・・・最終的にはもはや生きものかどうかも分からない存在になってるし。
そして当然ながらあのぐう畜野郎はこの世界でも大事な設定を自分から伝える気はさらさらありません。
もう何回目か分からないけど、ファッキュー淫獣。

「ソウルジェムが魔女を生むなら、みんな死ぬしかないじゃないッ!!」
マミ川さん児ww
再びやりなおしを図るも、さやかの魔女化&杏子死亡はもはや規定ルート。
真実を知ったマミさんもご乱心で絶望はますます加速するばかり。
ほむほむの態度が冷淡なのはこういうことだったのですね。
喋っても誰も信用してくれなかったという・・・(主にさやかが
というかマミさんメンタル弱すぎていっそうネタキャラぶりに拍車が(ry
三話で死亡した現在のルートはまだ幸せなほうだったのかもしれない。
ラミレス「マ、マミサン…」

「約束するわ・・・!何度くりかえすことになっても、必ず貴方を守ってみせるッ!!」
もはや何度目なのかも分からない最期の刻に、まどかから託された二つの約束。
一つはQBに騙される前の自分を助けてほしいということ。
そしてもう一つは魔女化する前に自分を“救って”ほしいということ・・・・
中の人の演技が上手いこともあって、このシーンはみていて胸を締めつけられました。
斎藤千和の泣き演技はホント凄いよね・・・・
それにつけてもこの場面は悲しすぎるなぁ。
例え過去を変えても、ほむほむが自らの手でまどかを殺めた事実は消えない。
ある意味彼女には絶対に救いがないのですから・・・・

「私の戦場は、ここじゃない―――――」
もう誰にも頼らない―――――
そう決意し、まどかを魔法少女にさせぬよう孤独な戦いに身を投じるほむらですが。
しかしワルプルギスの夜との戦いの折に、まどかは契約。
その後、彼女は最悪の魔女へと変貌を遂げてしまうのだった・・・・
1話のアバンはここに繋がるわけですね。
「なんか大変そうだけど後は人類の問題だから勝手にやってね(マジキチスマイル」なQBの畜生ぶりには逆に頭が下がります。
ノルマ達成て・・・・やっぱり営業の方じゃないですかー!w
しかしワルプルギスの夜を一撃で倒すまどかには驚きましたが、それならば何故それまでの世界ではずっと負け続けてきたのか。
ここが少し引っかかりましたね。
はたして、まどかの魔法少女としての素質がある理由と合わせて説明されるのでしょうか。

「貴方のためなら私は永久の迷路に閉じ込められても、構わない――――――」
そして場面は現在の世界へ―――――
殺しても死なないQBを何度も狩り続けるほむら。
しかし、まどかは再びQBと接触を果たしてしまうのであった・・・・・

そしてここでOP
時系列が逆だから最後にOPを持ってくる、そんな洒落た構成。
ここまでくれば「コネクト」が誰の歌であるかイヤでもわかりますね。
ラストカットにほむらと杏子が加わっていたりと、本当に演出上手な作品です。
というわけで「無限ループって怖くね?」とあらためて痛感した今回の話。
大げさでもなんでもなく主人公は完全にほむらだったようです。
まさか次回からタイトルが「魔法少女ほむら☆マギカ」に変わったりすることは・・・さすがにないか(笑)
これまでの伏線を見事に消化しつつ、それでいて新たに謎を提示する構成には舌を巻く想いです。
僕は「神回」という言葉は好きになれないのですが、でもこれはそう呼ぶしかない出来ですね。
作画もGoHandsの作画陣が混じっていたためか、いつも以上に動いていました。
ただループ物の弊害といいますか、これで今までの話が安っぽくなった感じは否めないかな。
もちろん予想通りの事をやられてるのにこれだけ人を引き付けるのだから凄いとは思いますが。
やはり自分にとってはこの手のジャンルは「CROSS✝CHANNELL」や「バタフライ・エフェクト」等の衝撃が強いのですね。
しかし スマガ→シュタゲ→まどか と最近のニトロさんはループが好きなご様子w
クライマックスへ向けて非常に続きが気になる展開。
ですが今週はCBC、MBS、TBS各局での放送は自粛のため放送休止だそうで。
ここだけの話、これでネタバレをみる心配もなくなったし色々な意味で「ざまぁww」という気持ちが強いのですが。
さて、今後のスケジュールがどうなるのかについては気になります。
個人的にはある意味10話で一応のケリがついてる気がするので、何故か先を急ぐ気にならないというのが本音です。
「待たされすぎて、バカになっちゃってるんだよ(さやか風に」
次回「最後に残った道しるべ」
次回はまたリセットスタート?
それとも、まどかが無事ならとりあえずリセットはしないのか。
気長に待ちます。
テーマ:魔法少女まどか★マギカ - ジャンル:アニメ・コミック